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ゲド戦記「影との戦い」
有名どころなので、ファンタジー児童書が好きなのなら、普通はとっくの昔に読んでて当然な、基本中の基本のこの一冊を、何故かずっと読む事が出来なくて、今こそ!!!と思って読みました。
まぁ・・・・古典に近いファンタジー小説だから、さほど感動はなかったのはしょうがない・・・か。
一巻目の題目「影」は好きなテーマでしたので、自分の身の内から出た「影を追う」「影に追われる」と言うストーリー展開はとても興味深く、勉強になりました。
最後の決着の付け方も、想像していたのと合致していて、このテーマこその終わり方で良かったです。
ゲドは続きを読むかどうか、まだちょっと決めかねておりますが・・・・・・・アニメ映画は二度と見まい。
ル・グインの著書はこれ以外では、SF短編集「なつかしく謎めいて」を読んだ事があります。こちらの方が自分的には目新しくて、好きなストーリーだった気がします。

「しゃばけ」
畠中 恵 著
感想
割とスラスラ読んでいけました。妖怪が出てくる時代小説が読みたくて、初めて畠中さんの本を手に取りました。前々から気にはなってたんだけど、人情物と勘違いしてました。
すっきりとした文章と文体、淡々とした描写に、気のいいキャラクター達。血なまぐさい話もさほどグロく感じさせず、とても良作でした。主人公がひ弱なのに芯がしっかりしてて好感を持てましたので、続編があるのならぜひ読んでみようかと思ってます。
気になった点は・・・・、大金積んで買った胡散臭い護符やらが効果覿面なのがちょっと嫌だったかな。あんまり深く考えて読むものでもないですけど(笑)、主人公ばかりに任せず、もうちょっと手代が活躍した方が良かったかな。
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