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見た映画と本の感想を、悪文かまわず吐き出しております。やや毒舌が多いのでご注意を。
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「スペル」


前置き

さて、私はかつて色々映画批評本だとか映画紹介本を読んでました。
最近は読む気が起きなくて全く読んでなかったんですけど、ラジオのシネマハスラーって映画批評コーナーにてある程度の評価を得てた映画を一本借りてみました。

それがこの映画「スペル」

監督サム・ライミと言えば、私の好きな「スパイダーマン」シリーズの監督さんじゃありませんかと思って借りてみましたら、彼がスパイダーマンの前に作ってた「死霊のはらわた」とかそんな系でした。
・・・こういうのあんまり好きじゃないんだよね・・・・・・ハァ
洋画のホラーサスペンスは大好きなんだけど、スプラッタ/オカルトなホラーはあんまり・・・怖いっつーよりウザいと思ってしまうので・・・。あんまり外国の妖怪っぽいのも怖いと思えないし・・・・。

ただ、ヒロインがけっこう頑張り屋さんで良い子で、その婚約者も(この人、「そんな彼なら捨てちゃえば?」に出てた人だ。このカプの話は良かった!)良い人で、その点だけ見てて楽しかったです。


えーと、話ってのは、銀行で頑張って出世の道を進もうとしている主人公に、融資を断われた婆が逆ギレして呪いをかけてきて、入れ歯の抜けた気味悪い顔で襲ってきたり、呪いで召還された魔物が食器ガチャガチャ言わせたり、ハエやら虫やら呼んできたり、幻覚見せて上司や将来の姑候補との関係を悪化させたりと、地味に嫌な嫌がらせをしてくる、主人公の側から立つと不快で不快で仕方ない話です。

オカルトホラーが好きな人なら面白いんじゃないでしょうか。
オチはやっぱり映画らしいオチでしたね。



結論。
もうシネマハスラーで評価得ている映画は別に見なくていい。
因みに、ずっと前にシネマ坊主で絶賛されてた「ダンサー・インザ・ダーク」を見て、もうシネマ坊主の映画も見るまいと心に誓いました。あの映画は地雷過ぎる・・・・・。

映画はやっぱり縁ですな。









「バーン・アフター・リーディング」



<あらすじ>
CIAをいきなりクビになったオズボーン。そのオズボーンと離婚したいが為にオズボーンのパソからデータをコピーして、それをジムでうっかり忘れてしまった妻ケイティ。そのケイティと不倫しているハリー。そのハリーと出会い系サイトで知り合ったリンダ。そのリンダが勤めているのが上記のジムで、そのジムで仕事仲間のチャドと一緒にデータのコピーを使ってオズボーンを恐喝して金をせしめようとしたのだが、話は複雑に絡んでこんがらがり、思わぬ方向へ。

<感想>

外れでした。
私的には。
いや、見ててそこそこ面白いのですが、見終わった後に「あー。別に見なくても良かったな・・・」と言う声が漏れてしまうんですよね。見ててそんなに退屈はしないけど、見る程でもない、と。
ただ、役者目当てに見るには、色々見所があると思います。
私はマルコヴィッチのファンなんで、彼のあのグダグダな負け犬人生っぽい所やら中年のたるみやらがまさにマルコヴィッチで(私は「コン・エアー」や「仮面の男」な男前なマルコヴィッチが好きなんだけど、「マルコヴィッチの穴」なマルコヴィッチも好きさ♪)、意外に格好よかったのがジョージ・クルーニー。この人のコメディ映画ってあんまり見た記憶がなかったので、この性欲馬鹿男が彼にハマッてて、今度からこんな映画もっとやってよと思いました。シリアス役より、絶対こっちの方がジョージ・クルーニーはカッコイイ。この人こそ、チョイ悪って言葉(笑)が似合う。
ブラッド・ピットはまぁブラッド・ピットって感じですかね。役に対して彼は少し年相応でない気もしないでもないですが・・・。
リンダ役のフランシスに関しては特に言う事ないです。

で、マルコヴィッチの鬼畜な妻役を演じていた女性が「この人、どっかで見たことある。この迫力のある顔・・・どこだっけ?」と思ってたら、「ナルニア」の氷の女王でした!ティルダ・スウィントン。
ぐはーーーー!
あの鬼のような人か!
この人はホント、迫力があって怖くてカッコイイ
この人の前に立つと、どんな男もチワワになってしまいそうなくらいの鬼面。
ナルニアの氷の女王役もハマり役でかっこよかったけど、一番痺れるくらいかっこよかったのが「コンスタンティン」のガブリエル役です。コンスタンティン自体は割りとどうでもいい派手なだけの映画なんですが(御免・・・)、このガブリエル様がキアヌ・リーブスを足蹴にして神々しく登場したシーンは劇場で震えそうになりました。
ほんと、あれはかっこよかった。あのふんぞり返った所とか、ドサドな所が素晴らしい。



あ、この映画にポープ本部長が出てました。J・K・シモンズね。
以前はこの人を見ると「あ、編集長」(スパイダーマン)だったのになww


とまぁ、言うわけで、バーン・アフター・リーディング自体は割りとどうでもいい映画ですが、役者陣がなかなか豪勢なんで役者目当ての方にはいいんじゃないでしょうか。
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