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見た映画と本の感想を、悪文かまわず吐き出しております。やや毒舌が多いのでご注意を。
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「アメイジング・スパイダーマン」




待望のスパイダーマン新シリーズ第一弾
監督、主演、ヒロインとスタッフを一新してのリブート作品。


オススメ度:アメコミ映画が好きな人、アクションが好きな人にはオススメ★★★



ネタバレ無しの感想
予備知識を全く仕入れず、頭まっさらな状態で上映に挑みました。
・・・・そんな風にして見に行っても、やはり前作を愛しすぎている身としてはどうしても前作と比べてしまいますね。

とはいえ、今作では前作と違って原作準拠な部分や3Dと言う事でのアクションシーンの見せ方など、見所は沢山ありますので十分に良作だと思います。
自分はスパイダーマンになるまでの物語の部分が少し長く、全体的な人物描写などは少々物足りなく感じましたが、スパイダーマンの能力を身に着けてからの展開はサクサク進んで、前述通りアクションシーンには大変満足しています。

コスチュームも好きvv 良かった!

続編が既に公開決まっているらしいのですが、「ライラ」と言う例もあるのでどきどきしながら2014年の続編公開を待とうかな、と。




CAST
主演アンドリュー・ガーフィールドくん。
アンドリューくんはトビーと違って彫りの深い顔立ちのイケメン。少し不器用そうに見えるものの、「ソーシャルネットワーク」の時とは違って高校生役だからか少し幼い印象が残りました。
一緒に見ていた友達はかなり好みのタイプらしく「眼福」だと。

ヒロイン:エマ・ストーン
前作のキルスティン・ダンストとは違って知性派美人。・・・ただ、あんまり知的な感じには見えなかったんですけれどもね(笑)

デニス・リアリー
登場した途端、心の中で「きゃーーーーーーーーーーーー!!!」と嬉しい悲鳴を上げました。こんな大画面でデニス・リアリーを見るのは初めてで、こんな美味しい役どころで、すごく嬉しい!!!!私としてはロクデナシ一歩前みたいなデニスの方が見慣れてるんですけども、こんな糞真面目な役もハマッていてカッコイイカッコイイカッコイーーー♪♪♪







ネタバレありの感想


ある程度、ネタバレします。
これから見に行くぞと言う人は気を付けて。
話の前提として、私にとってサム・ライミ監督トビー・マグワイア主演の過去三部作はアメコミ映画の中で最上位で、好きな映画のベスト5には入れたいぐらいの大好きな作品です。

まずは・・・・決して避けては通れないサム・ライミ版との比較。
当然の事ながら思い入れが強いのでサム・ライミ版に軍配が上がります。私がサム・ライミ版が大好きと言うのは置いといたとしても、どうも人物描写が少々足りなくて、スパイダーアクションが始まるまでが少ししんどいです。それに、リブート作品と言う事で前作との違いをどう描くかがとても難しい課題だったと思うのですが、前作との違いを出すのが少し弱い。 おじさんが亡くなる展開は原作そのままなのかもしれませんが、もうちょっと見せ方を前作と変えてしまえなかったのかなぁと思います。しかも、今回はコンビニでせこい事をしてた後にあぁなってしまうので、余計に印象が悪いです。

あと、父親と別れる最初のシーンはいらなかったと思う。叔父との会話やなんやらから父がどんな人間だったかをにおわせる程度でよかった。ここでは叔父夫婦との絆をもっと描いてほしかった。

今作では、全体的にスパイダーマンになる前のそれぞれの人物描写が少々足りなくて、ピーターがどんな人間なのか、叔父とはどれだけの信頼で結ばれているのか、あの博士はどんな人間で父との関係はどれだけ深かったか、グウェンがピーターに惹かれた理由・・・、どうしてもその辺が曖昧だった気がします。

あと、あの「大いなる力には大いなる責任が伴う」と言う名文句がなくなってたのが非常に非常に残念。
あのセリフを入れないのであれば、あれに近い心を打つ名文句やテーマが欲しかった。「WHO AM I?」と言うのを主軸に置くのだとしたら、もっとスパイダーセンスを手に入れてからの葛藤が欲しかったかな。

文句をつけるのはそんな人間関係の部分と、もうちょっと市民視点が欲しかったぐらいで、それ以外は全て良好。
(オズボーン社のセキュリティが酷いと言うのは・・・・・まぁつっこむまい 笑。次回作ではSECOM入っておけよ~)

特に新しいスパイダーマンは原作準拠のくもの糸を吐き出すマシン(ウェブ・シューター)を自作し、その欠点もきちんと描かれている。生身の彼だからこそ、銃に撃たれたら傷つくし、敵に対して大勝と言うわけでもない。その辺がリアルで、良かった。
最も良かったのはスパイダーマン視点の摩天楼を飛ぶFPS(一人称視点)映像!!!!もうちょっと見たかったなぁ。

スパイダーマンのコスチュームやアクションシーン、アクションの見せ方などはスパイダーマンならではの映像を存分に見せてくれて本当に良かった!!!!!



どうしてもサム・ライミ版と比べて不満もある事にはあるのですが、新しい役者とスタッフによって、前作とは違ったスパイダーマンを作ってくれるのはスパイダーマンファンとしてはとても嬉しいし、今後の作品がどんな風に展開していくのかが楽しみで仕方が無い。
ライミ版ではハリーとMJとの三角関係と、叔父夫婦の絆が物語の主軸となった三作だった。なので今作は、果たしてどんな風に物語が展開していくのか全く予想が出来なくて嬉しい。
果たして原作通りに進行するのか、ライミ版のように原作とは違った話を展開していくのか・・・・出来れば大コケしないで予定通り続編を作って欲しいですね!!!!

今作では前作には出なかったリザードマンがヴィラン(怪人)一号としてお目見えしたので、今後もまた新しいヴィランが登場したり馴染みのグリーン・ゴブリンやヴェノムらと絡んでくれた嬉しいです。

なので、私としては十分に満足。続編も作ってくれたら更に満足。






一つだけ、どうしても許せないのは・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・EDの日本限定の邦楽。いい加減、日本公開版についてくる邦楽はやめてほしい!!!!!!!!いらん!!!!!!
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