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見た映画と本の感想を、悪文かまわず吐き出しております。やや毒舌が多いのでご注意を。
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映画館ドルビーアトモス「ボヘミアン・ラプソディ」&今年の映画館映画総括

 

 

 

おすすめ度:★★★★★


史実忠実度★★
エーーーーーーーーーオ:★★★★★
リーロリロリロリロリロ:★★★★★

 

 

 

 

素直に、とっても良かったです!!!

 

自分はグレイテストショーマンは一度観て終わってただけなので、日本で絶叫上映?的な歌を歌う型の上映があったの知らなかったんですけど、ボヘミアン・ラプソディもそういう応援上映が日本でも盛り上がってると聞き、この勢いでミュージカル映画全盛期が日本にも来ると嬉しいです!!!
邦画の場合はちゃんと歌って踊れるキャストでないと、中途半端にアイドル使うとすぐにグダグダになりそうですがね…
とりあえず映画館に人が入るのは良い事だ!

 
クィーンはもともと好きでして、ジョジョ繋がりで一度ハマり、渡英時に「We will rock you」のミュージカルを観て更に好きになり…と、全盛期とかは全然知らないながらもこれまで何度かハマれるチャンスがありました。
 

とはいえ、クィーンのメンバーやらボーカルのフレディはあまり知らず、フレディを知った時もクィーンのボーカルと言われてピンと来ませんでした。

「なんでこんながっつりゲイっぽい格好してるの?ファッション?それともクィーンのボーカルとは別の人?そういやボヘミアン・ラプソディのジャケ写真とは違う顔やわ」ぐらいの認識度。
まさか本当にゲイでそれが原因でエイズ発症して亡くなってたなんてのは、けっこう最近知った事実でした。

 

それぐらいの知識量でして…、クィーンの曲は好きだけどフレディ自身には大して興味なかったので映画は見に行く予定になく、ミュージカルが好きだからくるみ割人形を見に行こうかと考えていた所、「ボヘミアン・ラプソディ、最高ですよ!是非観て~」的なオススメを頂いたので、んじゃフレディ観るべと、たまたまドルビーアトモスの時間しか都合が合わなくてドルビーアトモスサウンドでがっつり観て、大ヒットホームランでした♪

オススメくださった方、有難う!

 

 

感想!

 

 

ストーリーは明快かつドラマティックで、それぞれの場面に自然と流れ出てくるクィーンの曲に思わず頭振ったり足踏みしたり拍手したくなっちゃいました!

 

フレディが亡くなってるのは知ってたので、てっきりそこまでやって悲劇的幕閉じなんだろうな~と勝手に思っていたので、ライブエイドで最高潮に盛り上がっての終焉は良い意味で期待を裏切られて良かったです!終わりが爽やかな映画って良いですよね!自分は基本的にバッドエンドは好きじゃないので、フレディの後年などをさらっと流して、爽やかな「Don’t stop me love」をバックにジムとの良好な関係やエイズ基金などに触れたり、このENDを選んだのは本当に素晴らしかったです。

似たような構成の映画と言うと「ジャージーボーイズ」があって、それも自分は大好きなんで、随所にそのグループの曲を挟んでいく形って盛り上がっていけるし素敵な曲も聞けるし、良いですね!


 

映画を観た後、実際のクィーンの史実や現状、エピソードや過去の映像などなど色々と漁って、ますますクィーンが好きになれました!

 

メンバーとのやり取りも楽しかったです。
実際はフレディはなだめ役で、ブライアンとロジャーの衝突の方が多かったとか、ジョンは映画と似たような寡黙な感じだってのもそれぞれキャラが立ってて良かった!
フレディがインド系移民で、宗教的にもフレディを葛藤させていたと言う背景だとかありながら、メンバーそれぞれで歌を練って作り上げて、最後まで解散せずにクィーンだったのは嬉しい。

 

自分の話ですけど、以前好きだったバンドが解散→別バンド結成を繰り返した事にとても残念な気持ちでいたので、クィーンのメンバーの繋がりが強いのは好き好き好き。
そしてギャラ関連も等分になっているのが良い。

 

それぞれが作詞作曲出来るだけでなく、みんなで持ち寄って編曲してくのも良いし、ブライアンの使うギターが拘りの自作だとか、ジョンが色々電気系統いじってたとか、それぞれ才能の固まり&オタク度高くて良いですね。しかもみんな高学歴なので、そういう育ちの良さが大きな衝突無かった理由の一つなのかなーとも思いました。

 
んでもって、フレディが亡くなった後、「クィーン」と言う名前を終わらせずに「クィーン+●●」的な形でブライアンとロジャーが活動を続けたのも良ければ、「クィーン」の歌声はフレディじゃなければダメだと考えて引退したジョン、双方に胸が熱くなる。

ブライアンとロジャーが活動を続けてて、この映画に全面的に協力したおかげで、リアルかつ夢のあるフレディ物語に仕上がったのでしょう。メンバー誰も絡まずにただフレディだけの軌跡を淡々と描いていたら、セクシャルマイノリティやらエイズだの暗い話ばかり中心になってフレディ個人をそっちのけにした社会的ドラマになってしまって音楽性は減っていたのかもしれません。

ミュージカル「We will rock you」も近未来を舞台とした喜劇仕立てで「クィーン」に対して悲壮感が付きまとわないように出来ている気がしますね。

この映画が爽やかに終わった理由などなどの分析は、色んなサイトやらブログやらで読んで、自分なりに納得出来た理論を少々拝借したものですが、「ブライアン・メイ達が見せたいフレディを映画化した」と言う解釈には、全力で同意したい論評でした。

 

「クィーン」の映画自体が良くて、「クィーン」の曲もよくて、そして調べるとメンバーそれぞれの個性やらその後の物語なども楽しくて、一粒で何度でも美味しくなれる映画…っつーか、クィーンでした。


そもそも「クィーン」の曲自体がいつかどこかで聞いた曲ばかりだったのが、こんなに「クィーン」を好きになれた理由の一つでしょう。

おそらく日本のテレビ関係者などでクィーンファンが所かしこに混じっていて、CMやら番組やらで自然とクィーンを聞いていたので、改めて曲を聴いた時に「この名曲ってクィーンだったのか!」がとてもとても多かった。
クィーンファンの先人が、次の世代にクィーンを伝承してくれているのがとても嬉しい。
そういう意図があったにせよなかったにせよ、クィーンと日本は縁があって、再びクィーンフィーバーで盛り上がっているのは良いですね!

 

 

 

 

おそらく今年最後の映画館での映画と思いますので、最後に良い映画観れたな~としみじみ。

 

  







ここで総括!
今年観た映画でどれが一番良かったか?と聞かれると、実は何も浮かばないんですよね…
1月にJL観に行ってたらJLになるんだけど(笑)

 

本音を話すとIWは歴代の好きなマーベル映画と比べるとそこまで面白いと思わなかったんで、世間と自分はちょっと温度差あったと思います。

理由は色々ありますが、割愛。

  

MI6、アントマン2、ブラックパンサー、マンマミーア2、ヴェノム、ファンタビ2、、、、強いて言うならブラックパンサーかもしれないけど…IWやっちゃうとなんか…アントマン2も含めてIWや次のアベ4の前座みたいで、どれも同じぐらいの評価に横並びしてまうんだよね…

かと言って、髭ヘンリーが超素敵だったMI6が一番にもならず…見所は色々あってもストーリー的にはそこまでだったので…、自分の中でカーッと熱くなれたのは無しかな。

 

まぁ、総合点や自分の愛情加点度でいくと、ストーリーに感銘受けたわけじゃないけどリピートしまくって観るだろうなぁと言えるのは「ボヘミアン・ラプソディ」ですね!
田舎住まいの貧乏なので、映画館リピートはできませんが、DVD化したらBGMで延々流してるでしょ~

 

 

 

さて、来年はいよいよ日本だけ大幅に遅れて公開の「アクアマン」と、4月には「シャザム(仮)」があるのが楽しみ楽しみ…
「自分が好きなコミックスが高クオリティで実写化!」って体験出来るのはDC映画だけなんで、DC愛情の加点度は凄まじい…
自分でも超絶ド贔屓していると分かっていますが、なによりも愛情の差と言うのは大きいものなので…

来年のDC映画公開が超楽しみです!

願わくば、ヘンリーとベンの続投が決定しますように!!!

 

 

出来れば年末はまったりホラー映画だのベンアフの青春グラフィティ(笑)なんかを観たいなぁと思ってるんだけど、時間無いだろうなぁ…せめて過去名作&DCアニメはぽつぽつ観たひ。
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