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欧州旅行をまとめて記述しようと思いながらも、小説書いたり漫画描いたりしてて全然時間がとれましぇん。
その間に、ちょっとトラブルがあってそれがようやくひと段落ついたので、そのお話をば。


パリのvelib(レンタル自転車)から始まり、ロンドンでも同じようなレンタル自転車があり、今回の旅行ではブリュッセル、ヴェローナ、ミラノ、リド島でも同じく施行されていたのを見た。
年間契約やメンバー登録しない場合、デビットカードを使用する事で誰でも気軽にレンタル出来る。(普通のクレジットカードではダメ)
とてもお得な値段で、うまく利用すれば1ポンドで24時間自由に自転車でロンドンを駆け回れる。
前回のパリ・ロンドン旅行ではデビットカードを持ってなかったので乗れなかったから、今回の欧州旅行では銀行カードを用意していた。
で、実際試してみたら・・・・・・・・問題勃発。
それが帰国してからも続いた。
ロンドンのレンタル自転車は鬼畜だ。
なので!
長期でロンドン滞在したり、英語での交渉はお手の物!と言う人以外は、使用しない事を強くお勧めする。
語ると長くなるのでまずは箇条書きで。
1)最初のドックステーションで銀行カードを登録して1ポンドを支払い、自転車使用番号を発行する筈が、紙切れで発行されない。
その上、24時間カウントダウンだけは始まってる(怒)
2)数時間後、別のドックステーションでやっと自転車使用番号発行。
自転車の横に番号を押すボタンがあるのだが、そのボタンがどれも潰れている。もたもたしてると、自転車使用不可能になる。
かなりの気合を入れて力込めて押さないと反応ない(怒)
3)やっと自転車に乗り、次のドックステーションで自転車を停める。
そこのドックステーションで次の自転車を借りようとするが、何故か使用不可能。
(すぐには借りられない模様。なので、連続して自転車を借りられないようだ)
4)自転車を返却する際、かなりの力を込めて機械に突っ込んで、ボタンが緑に点灯するのを確認しなければ、『返却できてない』と勝手に判断される(怒)
5)そもそもドックステーションの機械が高確率で壊れている。
ドックステーションを見つけて、ズラリと自転車が並んでいたら、100%そこの機械は壊れている(怒)
・・・とまぁ、列挙していると枚挙に暇がないわけで・・・最初のドックステーションのトラブルでパニックになって、日本が真夜中にも関わらず弟にヘルプ電話かけて説教喰らった悲しい思い出まで付き纏うので、なるべくロンドンの自転車の事は忘れていたかった・・・・。
ロンドンの貴重な一日を自転車使用可能のドックステーションを探して彷徨い歩く羽目になったので、それも同じく忘れていたかった。(そのおかげであの一つ目小僧を沢山見つけられたのだが)
実際の使用感想はここまで。
んで、その後にトラブル発生したので、それを追記します。。。


無事帰国し、ようやく忘れかけていた頃、銀行カードの明細が届き、何故かロンドンレンタル自転車会社から強制的に罰金を取られていた・・・・・・・・・・・・

なんでだよ!!!
なんなんだ、この罰金は?

私、何も悪い事してないよ!

ホームページで罰金の対象を見ると、『返却が遅れた』場合の額を引き落とされている!
遅れた記憶は勿論ない。
どれも30分以内に返却したので、1ポンドの使用範囲内なのだ。
大体、あんだけ長い時間ドックステーション探して一杯見つかったのに、自転車使えたのはたったの3回だけだっつーの!!
その3回で、どうやって遅れるんだよーーーーーっっ

銀行に問い合わせてみると、「既に引き落とされているので、カードを止めるとか以前の問題になります」だとさ。
銀行側に現状を訴え、どうにか返却してもらえないか相談に乗ってもらうが、銀行が直接相手の会社に交渉するのは無理だそう。
とりあえず、番号を間違って引き落とされてる可能性もあるので、調べてもらう事に・・・。
その間、私はレンタル自転車会社のクレームメールフォーム欄にメールをする。
ってか、メールしたいのだがメールフォームのページがずっとエラー。
ホームページからして壊れてる・・・・(怒)(怒)
似たような事例は過去にいくつもあったようなので(たいてい泣き寝入りらしい)、私も高い勉強代と諦めようかと思ったんですけど・・・抗議のメールぐらいはしたいと思って、メールアドレスをしつこく探していた。
以下、一連の流れ。
1)カード元の銀行に電話。国際部に相談。保険は適用不可能。
2)旅行保険会社に電話。盗難ではないので保険適用不可能。
3)レンタル自転車会社のメールフォームがエラー。
一計を案じ、同じ系列会社の別チームのメールアドレスにメールを送る→数日後、返事が来る→レンタル自転車会社のメルアドを教えてもらう。
4)レンタル自転車会社に抗議のメール→数日後、返事が来る。
相手のお返事「調べるので、いつどこで使用したのか教えてくれ。証拠あるなら提出しろ」との事。
幸い・・・と言うか、私は旅行に行くとまめにレシートを取って残しておくので、レシートがあった。
5)レシートをスキャンして添付→
相手のお返事「お前は最後の自転車返却が遅れていた!最後に返したのは4時間遅れでリバプール通りだろう?」
いやいやいや・・・!
4時間も遅れてないし、リバプール通りには行ってもないよ!!!その時間はもうピカデリーにいたんだよ!!!!
6)再び抗議のメール→
相手の返事「もしうちの機械が間違ってると言うなら、証拠を提示せよ」
幸い・・・と言うか、私はレンタル自転車を使用を試みた際、どのドックステーションでも残額を確認するレシートを発行していた。(使えなくても残額確認レシートは発行できる)そのレシートには時間が明記されている。
相手の主張する時間帯に自転車を使用していたなら、そのレシートは発行されない筈。
7)証拠を添付メールして再び抗議のメール→
相手の返事「じゃ、調べるから14日くれ」
これで少し希望が見えてきた!
やれやれ・・・と思ってたら、すぐにお返事をくれた。
8)相手「とりあえずお金は返却してやるが、今回が初回だったからであって、我々の機械は間違ってないぞ。次からお前も十分注意しろ。今後も我々のサービスをエンジョイしてくれ、ミスター」
(;^w^)・・・・・・・間違いを認めろよっっ!!!!
あと、ミスターじゃないよ!
5日以内に処理されると文面には書いてあったのですが、この顛末を銀行に報告したところ、おそらく実際の入金には2週間~1ヶ月かかるらしいです。
入金が確認取れ次第、銀行の方が報告してくれる予定。なかなか返金されない場合は、今回は相手の確証を得ているので、今度は銀行から抗議してくれるそうで、一安心出来ました。
・・・今回の欧州旅行は反省する点が多かったので、いずれまとめて記述しようかと思ってたらこんなトラブルが舞い込んじゃって、帰ってからも反省させられた上に英文メール作成に悩まされました。
偶然、私がレシートを発行したり、残していたから良かったものの、そうでなきゃ泣き寝入り確定でしたね。
最後のメールの際、相手に切に訴えました。
「150ポンドは私にとって大金だ!お願いだから返してくれ!私はたった3回しか自転車を使えなかった!ロンドンでレンタル自転車を使ったのはこれが初めてだった!ロンドンを悪い思い出にしたくない!プリーズプリーズプリーズ・・・・」
とまぁ、こんな感じ。
いやはや・・・欧州もかなり日本みたいに色々便利にはなってきたけど、機械類は故障が多くてサービス悪い所もまだまだ多いね。
ろくな英語力が無いのなら、もっと下調べと用心には用心を重ねた方がいい。
どっちにしろ、英国人でもあのレンタル自転車の被害にあってるみたいだから、使わないってのが一番安全でしょう。
でも、外国でレンタル自転車で街を乗り回すのはすっごく楽しいので、個人店できちんとした返却システムある所で借りよう♪♪
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