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見た映画と本の感想を、悪文かまわず吐き出しております。やや毒舌が多いのでご注意を。
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マイレージ、マイライフ


あらすじ
企業に代わってリストラ宣告を請け負い、全米を飛行機で飛び回る主人公ライアン。結婚願望も無く、女性とはいつだって割り切った大人の関係で、自分の人生(バックパック)は空っぽがいいというのが彼の哲学。そんな彼の密かな夢は、1000万マイルを貯める事。
気楽な独り者の人生を楽しんでいた彼の前に、同じ価値観を持つ女性アレックスと、確固たる人生設計を持って意欲に燃える若い女性ナタリーが現れ、その哲学が揺らぎ始める。



感想


けっこう好きな映画でした。
最後をどう解釈していいか分からず、ネットで様々な解釈や反応を見て、色々と考える事が出来る終わり方で面白いと思います。ラストは、見る人によって違う・・・と言うのが結論のようですね。


よくある、孤独を選んでいた主人公が魅力的な女性に出会ってその人生が変わる・・・っというハッピーエンド系映画ではなく、でも希望が無いわけじゃなく、悲壮感が出ないのは主演がジョージ・クルーニーだからでしょうか。

誰の生き方も否定していない、それでいて人との繋がりがいかに大切なものなのかを説いているように思えました。


話のコンセプトの一つになっている、主人公が人生をバックパックに喩える所が特に好きです。
そのバックパックに何が入っているのか、それは人によって違ってて、あまりに背負った荷物が重すぎてしまったら、倒れてしまう。中身が無かったらどれだけ楽だろうと、誰もが一度は思うかもしれない。でも、それが現実になる事はないし、現実になってしまったら自分も軽さで吹き飛んでしまう気がします。


「荷物で肩が重くなる」と言うセリフは、ずっと以前に読んだアガサ・クリスティの「愛の重さ」と言う小説を思いだします。誰にも愛されなかった主人公が最後に人に愛され、初めて人に愛される「重さ」を感じる、と言うシーンが印象的。


この映画はどんな時に見ればいいのやら、映画を見終わった後に希望が持てるわけでもないし、なのに不思議と優しい気持ちになれる映画です。

「人生とはなんて皮肉なんだ」と思いながら、ラストのクルーニーの背を見ながら、「それでも、自分は自分の道を歩こう」って思えるからかもしれません。













ローラーガールズ・ダイアリー




ドリュー・バリモア初監督作品


あらすじ
ママの言うなりだった真面目な文学少女が、ローラーゲームの試合観戦をキッカケに、ママには内緒でローラーガールを始める。


感想
ドリューの映画は外す確率が低いです。多分、私が好きな系統の映画に出てる事が多いんだろうなぁvvv
青春ものの定番ストーリーですが、王道だからこその面白さと感動があります。
主人公の生活がどんどん充実していく様は、あまりにベタ過ぎて少々滑稽にも見えますが・・・・映画を見て気持ちよくなりたい時はこういう青春ものがいいですね。


欲を言えば、もっとローラーゲームの魅力を映して欲しかった。主人公の青春を描くのが目的なので、ローラーゲームの描写が少なかったのが残念だった。あと、個性豊かなキャラクターが揃ってるみたいだったから、もうちょっとそれを見たかったなぁ。

ま、ドリューが元気でなによりだ。
てか、エンディングのキャストを見て、敵ボスがジュリエット・ルイスでビックリした。
あんな役もやるんやね・・・



この映画で一番印象的だったシーンは、やっぱりプールシーン。外国の映画のプールシーンって好きなの多いわ。水の描写って絵になるなぁ。流れる音楽と二人の行動が面白いし、とても綺麗だった。

YOUTUBEでUPしてあったので、ちょいと紹介。
http://www.youtube.com/watch?v=fHWm9O-WgRA
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