Ｗ杯 ブラジル大会2014 その１

ブラジルW杯2014　

ワールドカップは前回の2010年ヨハネスブルクから見ていて
サッカーの知識も経験もろくにないドシロウトでございますが
とても楽しんで見ております。

まことに申し訳ありませんが日本代表にはあまり興味がなく
前回大会の大盛り上がりの試合も一切見ておらず、
今回大会も当然結果だけしか見てません。
日本選手を応援したい気持ちはありますが、
…優勝を狙えるレベルでないと
胃や胸が痛くて試合なんてとても冷静に見れません。
私がチキンハートであり、応援チームの負け試合なんて見たくないって事で、
悪いですが日本戦はほぼ見てません。
（アジアカップとか親善試合はまれに見る）

んでもって、何を目的に見ているかと言うと、
御贔屓国のイタリアでして
イタリアがいない場合はドイツを応援しています。
イタリアのプレイスタイルが好きだとか、
イタリア選手に詳しいとかいう理由でなく、
単に私が小さな頃からイタリアと言う国が好きで好きでたまらんからです。
（好きになったきっかけは絵本の影響だけど、
知れば知るほど好きになった。
そして住めないと実感　ｗ）
ほんとそれだけの理由。
ドイツもそう。まぁドイツは二番手ですけど。
（そしてコンフェデで日本相手に大量失点を知った時は
（どっちを応援すればいいかわからんので見なかった）
日本相手に何やってんだよ！
なんて思った・・・非国民ですんません。イタリア愛してるんだー）

そういう不純な動機で見始めましたが、
思いの外ナショナルカップが面白くて
ワールドカップ→ユーロ→コンフェデ→今回の大会と
続けて見てきています。

ちなみにイタリアの成績

ヨハネスブルクW杯
GL敗退

ユーロ
スペインに負けて準優勝

コンフェデ
スペインに負けてた

今回の大会
GL敗退

…悲しくなる成績です。
選手層では要の選手のピルロ、GKブッフォンなどが
年齢的にも次のユーロが厳しい状況で、
若きエース・バロテッリもメンタル的にむらのある選手ですので、
イタリアの今後がとても心配です。
二大会連続のGL敗退を真摯に受け止めて、
今後の大躍進を期待します。

前回大会やユーロ、コンフェデの話はまぁ置いといて
さて、
今回のブラジルW杯


イタリア-ウルグアイの結果、
私の中ではもうワールドカップは過去の大会となっていましたが（大号泣）、
前回のヨハネスん時もイタリアがいなかったから、
イケメン監督のレーヴ率いるドイツを応援してまして、
今回も同じくイタリア亡き後はドイツを応援しています。
でもって、ヨーロッパ大好きなので欧州勢も応援してました。
ここで欧州の強豪を見ておけば、2016のユーロも楽しめるしね。

イタリアがいないんで、
かなりやる気ない感じでだらだら試合を見ていましたが
やはりワールドカップはいろんなドラマが生まれるもので・・・
だんだんと白熱してきて、
南米勢でも応援したくなる国が出来てきました。
ウルグアイは決して許さん。

以下、見た試合の感想をば！





愛しの審判ウェブたん。この大会にはいませんが････

イタリア-ウルグアイ
0-1　イタリアの負け。

酷かった。
とにかく酷い戦い。
両国ともに当たりの激しい国だからか、ラフプレーが目立つ。
愛するイタリアちゃんだって、
ここまで派手に転んだりぶつかったり
わざとらしいファールアピールしてると、
応援している自分もとても悲しくなってくる。
バロテッリの危険なイエローの後、
バロテッリ下げたのにマルキージオの一発レッド。
だからってウルグアイも同じようなプレイで、
挙句の果てにスアレスの噛みつき・・・
その後の悪夢の一点
GKブッフォンがゴール付近まで来てたけど、得点ならずに敗退。
ぎゃーーーーーーーーーーーーー
負けて悔しいし、内容も酷いし、次のユーロで新生アズーリが見たいね。
プランデッリ監督は好きだったんで、
これで辞任はさびしいが・・・しょうがないんだろうなぁ。
とりあえずお疲れ様。

イタリア抜けたんで、ほんともうやる気でねーでねー中での観戦。

ドイツ-アルジェリア
印象に残っているのは異様なまでに前に出ているGKノイアー。
ノイアーにびくびくさせられた試合。

何度もドイツの好機はあったのにそれを外す、
決定力が足りなかった印象のオフェンス陣でした。
ノイアーはほんと出過ぎで怖い。
あんなにかわいい顔してんのに、性格は漢。

ドイツ-フランス
最初にうまく１点入って、ドイツがそのまま逃げ切った感じ。
ノイアーもそこまで前に出ず、好機も両国ともにさほど無く、
なんとな～く試合終了。
眠かった。
これが俗にいう「塩試合」なのかと実感した試合だった。
最後の会心のフランス・ベンゼマ選手の一撃をノイアーが片手でクリアした場面、
ベンゼマも笑ってたｗｗｗ

ブラジル-コロンビア
後半戦から観戦。
自分でもなんで見たのかよくわからんけど、
目覚めたら試合がやってたので見た。
コロンビアは気になってたので、
2-0の状況での追いつけ追い越せのコロンビアの猛攻撃が見どころあった。

若きエースのハメス・ロドリゲスが１点を報いるが時間がなく、
惜しくも負け。
コロンビア全体としてはラフプレーもあったけど、
ブラジルも同様であったし
ハメスくんのプレーは割とフェアプレーで、
負けた後にブラジル選手のダビド・ルイスに慰められている姿が
めちゃくちゃ可愛すぎて一気にファンになったｗｗｗｗ
ハメスくんはモナコのチームにいるのね。メモメモ

後でネットでバッタがハメスくんの肩についていた画像が出回って笑ったｗｗｗ

コロンビアはハメスくんじゃなく、
ファルカオって本来のエースがいたんだけど怪我で出場出来なかったらしく、
その所為かおかげか、
ハメスくんという好選手の存在が知られた感じかな？
帰国時は国民の大熱狂で出迎えられ、
そこでもファルカオ選手や戦えなかった選手へのねぎらいもあって、
顔も心もイケメンなハメスくんの今後が大いに期待できるね。
次はファルカオ選手も一緒で、
完全なコロンビアで戦ってほしいね。
（日本戦見てないから、心から応援できたわ（笑））

このコロンビア戦で、
ブラジルはキャプテンとエースを同時に失ってしまったので、
この戦いはブラジルにとっては
後を引きまくる試合になってしまったのだった・・・・

オランダ-コスタリカ
ようやく見れたオランダ戦
ヨハネスブルクの時はスペイン-オランダでスペインを応援していた身で
（ドイツが完膚なきまでにスペインに負けたので、
そのままスペインを応援してた）
GLではさてどうなるやらと思ってたら5-1って・・・

メキシコ戦も見たかったけど起きられず、
やっと見られたオランダ戦。
コスタリカは愛しのイタリアを破ったチームだけど、
その戦いを見てないので（笑）、
素直な気持ちで見れました。

そしてオランダの猛攻に継ぐ猛攻をことごとく阻止したコスタリカには、
その大健闘ぶりに拍手したい気持ちでした。

いやーあれだけ止めたらすごいよ。
0-0でも十分に見ごたえのある試合だった。
コスタリカのＧＫナバスもすごかったよ！！！
そして監督のキーパー交代ドラマも面白かった。
あの面白い戦いを、最後にクルルが全部持って行った感じ
格下じゃんなんて思っててすんませんコスタリカ。
強豪とのこういう戦い方もあるんだと実感

PKの駆け引きも含めて、とても楽しめた戦いでした。
ただ、これでPKでオランダ負けてもしらけるんだよね。
結局コスタリカのカウンターはあんまりなかったし、
ここまでオランダが押せ押せで、PK惨敗は空しいもん。
にしても、オランダらしくなく（？）ラフプレーには見れなかったので、
ロッベンを素直に応援できた。
あいつの体力はなんなんだ・・・・
ワールドカップはいつもかっこいい禿がいるなぁ



そして準決勝･･･

ドイツ-ブラジル
ブラジルはエースとキャプテン不在の苦しい戦い
とは言ってもブラジルってサッカーの代名詞だもんねぇと、
ビクビクしながら見始めて
出だし5分はブラジルの動きも早くてすごく強いなぁと思ってたのに
ドイツが先制点をとった辺りから乱れ始めて
まだまだ気は抜けないぞ・・・と見ていたら
２点目入って、
これでちょっとはドイツも楽になるかなと、緊張緩めて見てて
３点目入った後、
誰の目で見ても分かるぐらいブラジル選手の心が折れてしまって
動きが止まってしまった・・・
そこでの４，５点・・・
まだ前半３０分でのこの惨事に
「うひょー！まじかよー」と大笑い！
始まりはスタジアム中がブラジル国歌を歌い、
これぞまさしく四面楚歌だったのが
後半戦なんて自国選手にブラジルサポーターがブーイングし
ドイツが追加点入れると拍手と「オーレ！」が・・・
うへー
頑張ってオスカルくんが１点入れたけど、
あきらかにドイツは力を温存してペースダウンしてました。
ノイアーだけはガチだったけどｗｗｗ
エジルのしょーもないミスがなかったら、
8-0もあり得た試合で終了。
終わった途端にダビド・ルイスが祈りをささげ、
キャプテンがみんなを慰めてる姿が悲しかったな
おおかたドイツが勝つとは予想してたでしょうけど、
こんな勝ち方するなんて誰も思ってなかったでしょうに。

コロンビア選手のスニガがエース・ネイマールを怪我させてしまったオフェンスの穴、
キャプテンなのに累積イエローで出場できなかったチアゴ・シウバ、
彼ら抜きでの試合を想定していなかった監督と選手陣・・・
なるべくしてなった結果とは言え
これほど屈辱的な試合はまぁ無いでしょうね・・・
自国開催の準決勝で大敗・・・
サポーターからのブーイングと相手国へのオーレ・・・

試合終わった後はドイツのミュラー選手なみにルンルンしてましたが
ブラジル選手の悲壮感を見ていると、ドイツのクローゼ選手なみに困惑してます。

 
↑コロンビア戦では慰める側
↓　（これはオスカルくんだけど・・・）慰められる側に。

コロンビア戦でハメスを慰めていたダビド・ルイスが慰められる側に。
勝負とは非情なり。
コロンビアやコスタリカみたいな負けても立派に戦い抜いたチームと
日本、イタリア、ブラジルみたいに課題を抱えた負け方と・・・
いろいろあるなぁとしみじみ。


ブラジルはまぁっっったく応援してなくて興味もなかったけど（非道）、
この惨敗をばねに頑張ってほしいと思ったな。
ブラジルはネイマールって若いエースがいるんだから
しっかり育てて固いチームを作っていけるさ

でも、南米勢（とイタリア）は、
あの大げさに痛がる振りやダイブはやめてくれ
フェアプレーで頑張ってくれ

気持ち的にはこれで欧州勢が一つ決勝に上がってきてくれてホッとしてて
アルゼンチンには強いイメージがなかったので
（前回ヨハネスではドイツにボコられてたから）
まぁオランダ勝つやろうとワクワクしての観戦・・・

オランダ-アルゼンチン
やべぇ・・・オランダがボールを持てない・・・
なんなんこのアルゼンチン？って気分でした。
しかしオランダも守りがしっかりしているし
両国ともに要の選手へのガードがしっかりしてて
メッシ、ロッベンともに好プレーを許されない状況でしたね。

シュート数そのものが少なくて、
どちらも惜しい感じで拮抗してました。
でもオランダ応援してた身では、これは厳しいなぁとハラハラ。
そして交代枠使いきってしまったので、
キーパー交代要員のクルルを使えず
ここで正GKシレッセンが初のセーブを見せれば伝説になれた・・・・！
絶好のチャンス！！！
なのに
一発目をオランダが外して、
取れそうな球を止められなかったシレッセン・・・敗退　涙


シレッセン、試合中はすごく良かったよ！
細身の超イケメン


カイトって選手もすごく良かった。
右に左に真ん中にとよく動いて、
いいパスを繰り出してくれたよ！

ロッベンは批判も多い選手だけどコスタリカ戦の猛攻は素晴らしかったし
あの厳めしい顔も逆に愛嬌あって良かっただけに・・・すごく残念

試合後、泣いている我が子のもとへいき、
奥様と息子に声をかけている姿に感動･･･
あの鬼みたいなロッベンの優しい笑顔にホロリ

純粋にオランダが負けたのもショックだけど
次のカードがあんまり盛り上がれないのもなぁ
アルゼンチンはヨハネスでドイツに完全に負けてたから
今回リベンジで勝ったとしても「あーあ」って気分だし
（アルゼンチンを応援してたら「やり返した」ってなるけど
アルゼンチンに興味ないし・・・）
ドイツが順当に勝っても「ふーん」で終わってしまいそう・・・


３位決定戦も、オランダｖｓブラジルで特に因縁感じられんし・・・
ブラジルがどうなるか心配だけどね
アルゼンチン相手の方が盛り上がれたのに・・・・・
ドラマ性が薄いなぁ。

別にアルゼンチンが嫌いなわけでもないけど、
前回のドイツ-アルゼンチン戦で
全然ドイツに歯が立たなかったのに、
実況（解説？）が「メッシメッシ」とうるさかったせいで（怒）
メッシは全然悪くないのに、メッシの印象が悪いんですよね。
ごめんね、メッシ。


アルゼンチンGKのロメロもなかなか魅せてくれたので、
GK対決が楽しみかな・・・それぐらい？
男前度ではシレッセンが線の細いイケメンでよかったなぁ。
彼のメンタルも心配。。。。
なんかメンタル心配する試合だったな、準決勝

「振り向くなよ君は美しい」を聞きながら敗者を想ふ。



決勝ａｎｄ３位決定戦感想は次回！