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「ブラック・スワン」
あらすじ
バレエ。
主役の座を見事射止めたナタリー・ポートマンだったが、『黒鳥』を演じる為には、決定的な「黒」が足りない。
その足りないものを補うには、どうすれば?
どうすれば、主役でいられる?
母の期待にこたえられる?
不安が彼女を押し潰し、やがて彼女は幻影にとりつかれてしまう。
点数
★★★★
オススメ度
映画好きな人にならオススメできますが・・・あんまり楽しい話ではないのでなかなか人には勧めにくいかも
感想
これは・・・・・・見ててハラハラしました。
主人公の脆さに息が詰まりそうになります。
まるで薄氷の上で踊っているかのような、彼女の危うさは見てて苦しかったです。
早く暗黒面に落ちてしまえば楽になれるのに・・・なんて思いながら見てました。
それが出来ない、臆病な主人公が可哀相で可哀相で・・・
なので、最後の舞台で踊っている姿は全ての苦痛から解き放たれ、そのまま飛んでいきそうな爽快感がほんの一瞬だけ感じられました。一瞬だけですが。
悲惨な終わり方に見えて、彼女の言葉に救いを感じられた映画でした。
キャスト
ナタリー・ポートマンは「レオン」からあんまり雰囲気が変わってなくて、この辛そうな役柄がハマッてました。
ヴァンサン・カッセル
久々のヴァンサン・カッセル。ちょっと老けてましたね。彼もすごく役柄にハマッてました。一見、嫌味で肉欲深く見える変態さんですが、ちゃんと主人公を伸ばしてやろうと言う意志もあり、最後のヘヘッて笑った所などは、意外に可愛かったです。
ウィノナ・ライダー
・・・彼女もハマり役・・・と言うか、まさに今の彼女そのものな気がしました。汗
「若草物語」のウィノナは二度と帰ってこない・・・・
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