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見た映画と本の感想を、悪文かまわず吐き出しております。やや毒舌が多いのでご注意を。
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『イットフォローズ』


あらすじ
新しいイケてる彼氏とやっとファック出来たと思ったら
そいつのせいで「それ」がついてきた


怖さ★★★
エロさ★★
変態度★★


感想
新感覚ホラー!」と銘打たれ、「タランティーノ絶賛!」とかなんとか
全米の一部ホラーオタクがわいわい騒いだ作品らしく、
日本のレビューサイトでも評価良いと判断してから、観てみました。
久々のホラーなんでちょっと怖くて朝に観たw
んで、
んーーーー…まぁまぁかな(笑)

いやね…、「それ」の表現はなかなか良いんですよ!
アメリカのオカルトホラーって、「痛い」か「どっきり」が多くて、
日本のホラーのようなひたひたひた…と
忍び寄ってくる恐怖ってのはあんまり無かったので
(ホラーサスペンス系なら割とある)、
「それ」がじわじわ迫ってくるというのはすごく怖くてよかった!!!

ただね…
その間のお話が、たるい。長い。

「それ」はセックスしたら感染する!
(byヒュー←こいつがそう言ってるだけ(笑)2回も説明してくれる)
と言う設定で、主人公のジェイは美人なJK、
妹も美人で友人は理屈屋のメガネっ娘、幼馴染の童貞と向かいに住んでるヤリチン…
こんな美味しいキャラ集めてんのにエロいシーンは割りと薄めで、
「それ」も大して人を殺さないので、
とにかく「それ」が出てくるまでとセックスするまでが長い!たるい!!もったいない!!!

360度回転描写で周囲を映すシーンが何度か出てきて、
「それ」が近づいてくる描写は色々面白く、
「それ」が色んな姿に擬態して近寄ってくる様子や、
複上死させたり家電投げつけたり、全裸で人ん家の上に立ってたりと、
恐怖どころと爆笑どころが混じっててホントに「それ」が出てきてからは面白いんですけどねーーーー・・・もったいない!!


こんな美味しい素材と設定が転がってるなら
主人公はヤリマンにして次々に感染させては殺されて
(友人はレズとかにして、レズ行為でも感染するか確かめるとか)、

童貞は童貞失った瞬間にブッ殺されたり、ヤリチン男も被害拡大させたりして、
生き残ったのは主人公とヒューだけにして終わってほしかったなぁ~


セックス描写もぬるいです。
最初のセックスシーンで、主人公がブラつけて脱ぐ気ゼロな時点で察していましたが…
オッパイポロリしてるのは「それ」だけです。
まぁ、その所為で「それ」の異常性が強調されてるんですけども…
監督は「それ」を全裸露出のおっさん・老婆ネグリジェ・母親とセックス・失禁中・ももひき親父などなどと、
どさくさに紛れてド変態丸出しで「それ」描写に力入れてるんで、
途中のたるいシーン削ぎ落としてもっとその辺りを突き詰めていけば…「ムカデ人間」ぐらいにはなったのかも。
(ってムカデ人間観てないけど。たぶん観ない。基本的にスカトロはNG)


色々惜しいので、シリーズ続けて
ファイナルデスティネーションシリーズなみになってほしいですね。

本国や他レビューサイト様では「それ」は性感染するからエイズのメタファーだとか
「それ」の正体やらヒューが何故それを知ってたかなど、
まだまだ謎を多く残していると言われてるようですが…
ぶっちゃけ私は「謎」とかどうでもいいです。
オカルトホラーに理屈や理論は求めてません。
ファイナルデスティネーションだって結局なんかよくわからんし。
「何か秘密がある…!奴が現れるにはルールがあるようだ…」ぐらいが劇中で分かってれば、
後は恐怖の娯楽を楽しむだけです。

この映画…「それ」の変態&恐怖の描写がどれも良かったのに加えて、
「それ」は決して走らないってのが特に良かった!
ゾンビでも走るゾンビがあんまり好きじゃないのでねー…、
あのひたひたひたひたひたひたひた…って歩いてくる様が恐怖心を煽る!


ほぼ無名の若者がざくざく殺されるホラーサスペンスは、誰が殺されるのかが分からないから面白い。
これから夏なので、もっとホラー観たいな♪






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「スクリーム 4」



あらすじ
あの「スクリーム」が帰ってきた!



オススメ度:別におすすめしません。暇があればどうぞ。




感想
面白くなかった・・・わけではない。
少なくとも、3よりは面白かったと思うし、このシリーズに思い入れのある人は久しぶりの続編に懐かしさを存分に味わう事が出来ると思います。
冒頭などは、「そうそう!こんな感じだった。なっつかし~~」と言う気分に浸れます。

登場人物はやや老けてはいますが、過去作の面影は十分残っています。
見ていてホント「懐かしいなぁ~~」とばかり思っていました。


私はこの「スクリーム」で、ホラーサスペンスの面白さを知り、ドリュー・バリモアにもハマれたんですもの♪
ドリューは最初にブチ殺される単なるゲストでしたけど。


えーと・・・内容に関しては・・・・特に言う事は無いと言うか・・・・過去作と大して変わらない・・・・更に言うなら「ハロウィン」と大して変わらない、いつものように殺人鬼が現れて「好きな映画は何?」と電話してきた後に突然現れてナイフ振りかざしてブッ殺されるだけのお話です。

犯人役にはひねりを入れたようですが、はっきり言って「ふーん」程度の感想しか出ません。
動機が弱すぎて、行動に全く説得力がありませんし。

やっぱり最初の「スクリーム」が面白すぎたのと、続く2と3の出来が酷かったのが原因なのかもしれません。スクリームシリーズには全く期待をしておらず、そしてやはりそんな負の期待に応えたレベルの映画になってしまっています。
まぁ3よりマシですが。(あれは途中で寝ちゃったので)


さらっとネタバレしちまいますが、ここらでシドニー辺り盛大な血飛沫と共に初っ端から殺してくれたら、新たな新シリーズとして始まれたのかもしれないのに、つくづくも中途半端で残念。

それでも、やはり若者がざくざく殺されるホラーサスペンスはハラハラドキドキ出来て、サスペンス好きには飽きさせない程度に面白いです。

だらだらホラーサスペンス見たいなぁ~って人には良いかもしれません。


初めて見た時は気持ち悪かったスクリーム仮面も今じゃすっかりお笑いアイテムだな。
「ウォーリーを探せ!」みたいに全員スクリームマスク被ってる場で派手に殺されるシーンが見たかっ・・・あぁそれは2でやったか。
ネタ切れだなぁ・・・・・・・・・・。



「ファイナルデッドブリッジ」





 -決して「死」からは逃れられない・・・っ!





と言うわけで、死んでなんぼのファイナルデスティネーションシリーズ、
とうとう5作目となりました「ファイナルデッドブリッジ」を
ようやくDVDにて鑑賞しました。




あらすじ
橋で死ぬ・・・のを回避したけど、やっぱり死ぬ。



感想
ネタバレしてますので見る方はお気をつけ下さい。


最初の数十分でキャラ付け、そして始まるお決まりの阿鼻叫喚の死の舞踏inブリッジ。
この辺の迫力は
「ファイナルデッドサーキット」「ファイナルデッドコースター」の方が遊び心満点で、
「ンなアホな」な死に方が多かったように感じます。
今回は、割と普通に堕ちて死にます。
何故か、「猿の惑星 創世記」を思い出しちゃいました。


で、今作は、既にマンネリ化してしまっているこのシリーズで
目新しさが感じられなかった3と4に比べると
新ルールを導入し、私としては2に次ぐ面白さだったと思います。
無関係の人間まで巻き込まれるわ、レギュラーの面々は殺す気満点だわと
殺伐とした空気が、久々にこの映画に緊張感を与えてくれました。

やはり、「もしかして死なないかも・・・?」と言う期待値は残しておいて欲しいですから。



死に方に関しては散々やりつくしてきたので、特別画期的なものはありませんが
「散々じらしてじらしてじらしまくった挙句、あっけなく死ぬ」と言う
この映画の様式美はここでも話に勢いをつけ、
残ったメンバーの心境ややり取りは、1の頃の新鮮さをちょっとだけ思い出させてくれて
最後に一気に始末をつけると言う形で、
しかもシリーズファンにはニヤリとする仕込みをいれてくれてましたから
終わり方も大変良かったです。


唯一の印象的な死に方は、トップバッターの新体操選手ですね。
あんな死に方・・・科学的にあり得るのかな(苦笑)




どうしても最初の一作目の面白さを越えられないのは分かっていても
ついつい見てしまうこのシリーズ。
果たして次回作はあるんでしょうかね。

てか、5まで作られていると言う事は、一定のファンはいるって事でしょうね。
私みたいな(笑)


アイスピットオンユアグレイブ


あらすじ
レイプされた女性主人公が、その男共に復讐する話



点数
★★★


オススメ度
ホラーやグロ映画好き以外には決してオススメしない




感想

「悪魔のえじき」(発情アニマル)と言う、少し古い映画のリメイク作品。
オリジナルは、日本ではポルノ映画扱いでろくに市場に出回ってませんが、こちらのリメイク作品はホラーに分類されたようです。
それもそのはず、レイプシーンはそんなに激しくありません。おっぱいポロリもなし。
その代わり、執拗な言葉責め、ネチネチとした地元男共の道具を使った苛めがあり、トドメのレイプなので、見てて気分が悪くなってきます。

そんなどんより曇った心に、気分爽快に主人公が男共に復讐をしてくれます。

なんつっても、この主人公の目力がすごい。
もともと勝気な感じでしたから、仕返しシーンは迫力ありました。


変態村

あらすじ
老人ホームを中心に歌を歌って収入を得ているマルクは、帰り道に車が止まってしまい、近くの村に助けを求める。だが、そこは変態村だった。


感想
こういう気分が不快になる映画ばかりを見ている、ホラー映画や不条理映画が好きな人のブログやサイトなどでは割と高評価が多く、一度見てみたいと思っていた一品です。

まぁ、絶賛されるほどの変態でも不条理でも不快でもなかったかな・・・。

不快な映画を色々見てると、この映画は単にイカレた村人をわらわら出しただけって感じでだらだら見るしか出来ず、だらだら見るにも内容がそもそも無いので、見ててしんどい映画でした。

「悪魔のいけにえ」のオマージュ?らしきシーンがありましたが・・・・あの映画はイカレキャラが出てからのテンポが良くて絶妙の不条理不快ホラー具合でしたので、あれを見てると、この映画はまだまだ全然物足りないです。
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