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見た映画と本の感想を、悪文かまわず吐き出しております。やや毒舌が多いのでご注意を。
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「アンナ・カレーニナ」



あらすじ
不倫




SEAN・BEAN
私が見たショーン出演作の中で随一の美しいショーンが見られます!
ロシアン将校のキリッとした精錬された紳士っぷり、爽やかな笑顔、優雅に踊る姿、恋に落ちた瞬間と恋に盲目の姿・・・・・どのショーンも美しすぎてたまりません。
軍服が似合いすぎます。
全く血みどろさを感じさせない、戦士ではない軍人の姿が似合ってます。
(シャープとはキャラが違いすぎて、どちらも比べようが無い)
んでもって、最後の苦悩するショーンのシーンは、ショーンベストシーントップ5には入りますねvvvv




オススメ度
苦悩する不倫女の葛藤と落ちていくまで・・・という映画なので、こういう破滅しかない恋愛映画が好きな人にはオススメ。
ソフィー・マルソーの妖艶さとショーン・ビーンの耽美な姿が、いけない大人の恋愛をうまく描写していて、画面が美しいです。




感想
想像していたよりは暗いお話でしたが、不倫するアンナ(ソフィ)とヴロンスキー(ショーン)が主人公ではなく、別の語り部がいて、その語り部が物語の全体を暗く貶めない程度に登場してくださり、終わり方も爽やかに締めてくれているので、見終わった後も後味は決して悪くありません。

語り部が恋に落ちて恋に破れ、それでも恋を貫き通した結果に得られたもの。
そして、アンナとヴロンスキーの破滅の恋。
この二つが対照して描かれています。

一応、どちらの男性も恋に落ち、自分なりに誠実であろうと努力し、彼等なりに苦労していたので、男性陣には同情こそすれ非難や批判はありません。アンナの夫に対してもね。
対する女性陣も、決して彼女等が悪いと断罪まではしませんが、立場上苦しいものであったのは判る気がします。

本気の恋に落ちる者が悪い!
恋は戯れであり、教養の一つ。
そんな風に割り切れられていたのなら、社交界や政治の場で、悠々と過ごせていたのでしょうが・・・・それが出来ない四人四様の姿が儚く、または逞しく、素敵でした。




キャスト
ソフィー・マルソーは独特の雰囲気を持っている女優ですね。
エロっぽいわけでもなく、飛びぬけて美人でもない。
陰鬱な雰囲気があっても、ただ暗いだけではなく・・・・・童顔っぽいのに色気がある。
妖艶と評したくなる女優です。
むちむちしたエロティシズムではない、儚そうに見えて狡猾であり、ものっすごい破滅型に見える(笑)

で、彼女とは対照に描かれた若きキティちゃん。
キティちゃんはただ可愛いだけの存在で、恋が破れた時の姿はこちらも胸が痛むぐらいに可哀相でした。そんな可愛くて、可愛いだけのキティちゃんを演じていたのが、な・ん・と・・・・・ミア・カーシュナー!!!!!!!!
驚きました。
髪の色が茶髪だから全く気付ける要素無かったから、分からないのも当然ですよ・・・。
あのミアが!こんな純情可憐な役を演じていたとは!!!!(偏見ゴメン)
ドラマ「Lの世界」での壊れたキャラは彼女だからこそ出来たもので、今作のアンナの破滅型にも似たような雰囲気があります。いつかミアにアンナ・カレーニナを演じてほしいな・・・(キーラ・ナイトレイとジュード・ロウで映画化する話があるようだけれど、キーラだと壊れっぷりが足りない気がするし、ジュードには重さが足りないと思う)


んで、語り部さん。
主人公と考えてもいい、優しくて、何処か優柔不断な所のある、温かみのある語り部を演じているのはアルフレッド・モリナ。
彼もまた、何処かで見た事がある・・・・とずっとひっかかりながら見ていたら・・・・・・・・・・
あーーーーーーーーーー!!!
ドクター・オクトパス!

ダンディで素敵でした♪
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