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見た映画と本の感想を、悪文かまわず吐き出しております。やや毒舌が多いのでご注意を。
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再び、福山雅治のコンサートに行ってきました。
今回は、やっとさー♪やっとやっと♪
って事で、徳島参戦。

前回の大阪城ホールとは規模が半分の5400人だったせいか、立見でしたが、前より近くで見れました。
バックシート席を取っていれば、目の前まで福山くんが来たのに!
と、やや後悔もしました・・。
そもそも今回のチケットに関しては購入時からケチがつく事が多く、コンサートの直前に口の中に口内炎が出来るぐらいストレスの溜まる出来事があったせいで(過去四回目)、コンサート自身は思いっきりはじけて楽しめて明日の制作活動の励みになったのですが、徳島参戦はもう当分・・・いや、二度としないでしょう。
全部、自業自得なんですがね。
色々、今後の事を考えさせられました。
ちょっと情緒不安定なのかもしれませんが。


徳島自体は久々で、ゆっくり出来なかったのが残念です。
アスティとくしまの会場の設備は音響や照明もしっかりしてて、スタッフも対応がよく、バス会社も随時臨時便を運行して下さって、福山くんも途中で舌がもつれたり徳島を福島と言ったりと笑える場面もありの新曲に感動して泣きそうになったり、とても良かったです。
四国の方も当然多く参戦してましたが、やはり四国外からも多くの人が来ていました。(私も一応その一人)
参加者も老若男女様々。

追加公演の大阪城ホールや夏の沖縄は予算の都合上参加しないので、当分生の福山くんには会えない代わり、毎週ラジオで会いましょう。




さて、グダグダとやっている間に映画館で映画を2本も見ました。

我が家もとうとう地デジ化完了し、32型のテレビとレコーダーが設置されましたので、さっそく過去のVHSをデータ化しつつ、映画レンタルしまくります。








「パイレーツ・オブ・カリビアン 生命の泉」


パイレーツ=ジョニー・デップがかっこいい海賊のコスプレをしている映画
・・・世間的にもそういう認識で間違いないと思っております。

どんちゃん騒ぎの冒険もので、第一作と変わらない楽しい映画でした。
ペネロペの女海賊の格好はセクシーで、目の保養になりました。
もうちょっと、ジョニーを食ってしまうぐらいのトチ狂ったペネロペが見たかった気がしないでもないですが。
(ペネロペは「ウーマン・オン・トップ」で素朴な美人っぽいのが可愛くて好きになったんだけど、その後にハリウッドで浮名を流しまくったせいか、「それでも恋するバルセロナ」のペネロペの方が今ではしっくりくる・・・)

ジョニーはファンサービスたっぷりで、神父(牧師か?)も好青年。人魚は美しい。黒ひげはもうちょっとデカい迫力ある男の方がよかったかな。
ま、何が良かったって・・・・・一番輝いていたのはバルボッサで決まりでしょう!!!
最初は、こいついつフェイドアウトするのかな・・・・なんて思って見てたけど、途中から「なんかコイツいいぞ」って思えてきて、最後のオチの所はジョニーの事を覚えてないぐらい、バルボッサの終わり方がかっこよかった!!
これこそ海賊!!!
いいねいいね☆



3Dの必要性はほぼ皆無でしたので、2Dでも楽しめる作品です☆☆








「SUPER8」

少年達の青春ムービー+エイリアン


何の予備知識もなく見に行ったので、単純に楽しめました。
スタンド・バイ・ミーSF版って感じかな。
子役がどの子も良かったのと、親父二人がいい塩梅で情けない大人と厳しすぎる大人の役どころを演じていて良かった。
内容自体はベタなんですけど、昨今はええ年こいた大人のかっこつけ映画が多いから、子役が大人の目を盗んでワイワイ映画撮ってる様子は面白かったなぁ。
しかもそれがゾンビ映画だから尚良かった。
スリーマイル島の頃が舞台になっているから、少し古きよきアメリカを感じさせてくれます。
ネットではあんまり評価が芳しくないみたいなので、まぁ気楽に、青春ムービー見ると思って見ればいいと思います。


しかし、こういう映画を見るとやはり無名役者が主演の映画の方が面白いかもと思ってしまいますね。
一時期、若手役者ばかりのホラーサスペンス映画ばかり見てた時期があって、そんな映画の何が面白いかって、誰がいつ死ぬか活躍するか分からないって点ですね。有名役者が出てたら、それだけで役どころが分かっちゃって映画の面白さが少し減ってしまいますから。
そういいつつ、私みたいな役者で映画を見るようなミーハー映画ファンは、ついつい見覚えのある役者を見つけると、他にどんな映画に出ていたか調べたくなるんですよね。
あのおデブちゃんの姉役の人・・・・・・何かの映画で見た気がする・・・。ヒューマンかラブコメ系で・・・・気になる・・・脇役だから調べられない・・・・気になるなぁ。。。。
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有川浩


最近、立て続けに読みました。
どれも、分かりやすくて楽しく読めました。


「阪急電車」か「図書館戦争」を借りに行ったら、
前は沢山あったのに、映画の影響か
どれもこれも貸し出し中で
タイトルに惹かれて「クジラの彼」を借りて
自衛官の恋小説なんて面白いなと
続けて「ラブコメ今昔」も借りました。
更に読んでみたいと思って
足繁く図書館に通ってたら
「空の中」があったので借りて読んでみて
なるほどなるほどと思いながら
とりあえずは有川さんの本を借りるのは休憩に入りました。

いや、面白くなかったわけじゃないんですが
(むしろ、とても楽しかったんだけど!!!!!)
彼女の著書を網羅したいかと言うとそうではなかったので
阪急電車か図書館戦争またはシアターが借りられるようになったら
また読みたいな、と思ってますです。




<感想>

「ラブコメ今昔」は、最後の番外編の話が面白かったです。
一話目と合わせて読んでみると更に面白い。
ブルーインパルスの話も良かった!

「クジラの彼」では、二話目のトイレ論争の話が良かった。
段々親密になっていく様子がよく分かって、
女性の葛藤、男性の自衛官も好印象でした。

色んな自衛官の恋・・・なんか妙に違和感があって
楽しめました。
あんまりこういう題材ってない気がします。


↑これらを読んだ後の「空の中」だったので
自衛官の活躍(正確に言うと、自衛官側の人間。
民間の航空設計会社の人)が楽しかった。

ただ、「空の中」はちょっと心にモヤモヤが残る作品でした。
主人公の少年や事件に巻き込まれた少女のジレンマも
分かるし、泣ける話なんですけれども
「空に浮かぶ未知の物体」と言う、私からすれば
好物を放り投げられた身としては
もうちょっとその物体X(白鯨)に
焦点置いてほしかった気がしないでもないというか
ロマンを追いかけたくなった次第であります。
空を飛ぶ白鯨・・・・夢があるよね!?
しこしこサイトの準備をしながら、色んな個人サイトをまわってると、驚くほど綺麗な絵描きさんが沢山いらっしゃいます。そんなサイト様をせっせとブクマしながら、絵の練習・・・・


次に描こうと思ってるキャラの絵をとりあえず色付けてみました。
目がちょっと大きすぎた・・・。

ruu
マイレージ、マイライフ


あらすじ
企業に代わってリストラ宣告を請け負い、全米を飛行機で飛び回る主人公ライアン。結婚願望も無く、女性とはいつだって割り切った大人の関係で、自分の人生(バックパック)は空っぽがいいというのが彼の哲学。そんな彼の密かな夢は、1000万マイルを貯める事。
気楽な独り者の人生を楽しんでいた彼の前に、同じ価値観を持つ女性アレックスと、確固たる人生設計を持って意欲に燃える若い女性ナタリーが現れ、その哲学が揺らぎ始める。



感想


けっこう好きな映画でした。
最後をどう解釈していいか分からず、ネットで様々な解釈や反応を見て、色々と考える事が出来る終わり方で面白いと思います。ラストは、見る人によって違う・・・と言うのが結論のようですね。


よくある、孤独を選んでいた主人公が魅力的な女性に出会ってその人生が変わる・・・っというハッピーエンド系映画ではなく、でも希望が無いわけじゃなく、悲壮感が出ないのは主演がジョージ・クルーニーだからでしょうか。

誰の生き方も否定していない、それでいて人との繋がりがいかに大切なものなのかを説いているように思えました。


話のコンセプトの一つになっている、主人公が人生をバックパックに喩える所が特に好きです。
そのバックパックに何が入っているのか、それは人によって違ってて、あまりに背負った荷物が重すぎてしまったら、倒れてしまう。中身が無かったらどれだけ楽だろうと、誰もが一度は思うかもしれない。でも、それが現実になる事はないし、現実になってしまったら自分も軽さで吹き飛んでしまう気がします。


「荷物で肩が重くなる」と言うセリフは、ずっと以前に読んだアガサ・クリスティの「愛の重さ」と言う小説を思いだします。誰にも愛されなかった主人公が最後に人に愛され、初めて人に愛される「重さ」を感じる、と言うシーンが印象的。


この映画はどんな時に見ればいいのやら、映画を見終わった後に希望が持てるわけでもないし、なのに不思議と優しい気持ちになれる映画です。

「人生とはなんて皮肉なんだ」と思いながら、ラストのクルーニーの背を見ながら、「それでも、自分は自分の道を歩こう」って思えるからかもしれません。













ローラーガールズ・ダイアリー




ドリュー・バリモア初監督作品


あらすじ
ママの言うなりだった真面目な文学少女が、ローラーゲームの試合観戦をキッカケに、ママには内緒でローラーガールを始める。


感想
ドリューの映画は外す確率が低いです。多分、私が好きな系統の映画に出てる事が多いんだろうなぁvvv
青春ものの定番ストーリーですが、王道だからこその面白さと感動があります。
主人公の生活がどんどん充実していく様は、あまりにベタ過ぎて少々滑稽にも見えますが・・・・映画を見て気持ちよくなりたい時はこういう青春ものがいいですね。


欲を言えば、もっとローラーゲームの魅力を映して欲しかった。主人公の青春を描くのが目的なので、ローラーゲームの描写が少なかったのが残念だった。あと、個性豊かなキャラクターが揃ってるみたいだったから、もうちょっとそれを見たかったなぁ。

ま、ドリューが元気でなによりだ。
てか、エンディングのキャストを見て、敵ボスがジュリエット・ルイスでビックリした。
あんな役もやるんやね・・・



この映画で一番印象的だったシーンは、やっぱりプールシーン。外国の映画のプールシーンって好きなの多いわ。水の描写って絵になるなぁ。流れる音楽と二人の行動が面白いし、とても綺麗だった。

YOUTUBEでUPしてあったので、ちょいと紹介。
http://www.youtube.com/watch?v=fHWm9O-WgRA
没後150周年
「歌川国芳展」






大阪市立美術館にて6月5日まで、絶賛開催中!



久々に三ノ宮の常設展に立ち寄ったら、国芳展のチラシを発見し、次の日に早速時間作って行きました。
なかなか最近は大阪まで行くのが億劫だったから、天王寺なんて更に疎遠になってたんで、今行っとかにゃ機会を逃すと思いまして。

チラシを見た時はホント驚きました。
浮世絵コレクターの間でどういう位置づけの方なのか分かりませんが、世間的に浮世絵と言えば北斎、写楽、広重が誰もが知る浮世絵師でして、でも私はずっと国芳が一番好きで、ネットや本や浮世絵展で少ないながらも色んな国芳の資料を集めてきて、これまで小さな国芳展はあったものの、こんな大々的に取り扱われてるのを見たのは初めて。
事実、過去最大規模の国芳展だそうです。

ずっと前にも大阪市立美術館で浮世絵展があり、その時は北斎ら有名浮世絵師がメインで、後の浮世絵師のは少しだけ展示されていたのですが、今回はその展示スペース全部が国芳で、しかも分厚い図録発行、グッズ販売・・・・ありえない!すごいうれしい!!!!!

どれを見ても国芳ってのは、これまで少ない中を懸命に探していた身としては壮大なスケールのように思われます。
しかも、すごい人数の人が来場してて、解説テープが何故か山本耕治と言った無駄な気合の入りよう。(私は使わなかったけど)
私は用事があったので一日ゆっくり・・・なんて事は出来なくって2時間ほどしか見れなかったんだけど(涙)、私が外に出る頃には入場規制までかかってた程。

こんな沢山国芳に興味ある人がいたなんて・・・・・今まで一体何処にいたんだ!? (笑)

いや、北斎、写楽、広重に続く有名絵師と言えば国芳しかいないかもしれない。そのあと、鳥居清長とか月岡芳年、河鍋暁斎になるんではないかな。私もたまたま東京の太田記念美術館に立ち寄らなかったら、菊川英山と渓斎英泉なんて絶対知らなかったろうしね(汗)


浮世絵は幕末の絵の方が色も豊富で町人文化も栄えた後なので面白い。
黄表紙(今で言う漫画みたいなもん?)の挿絵をたいてい浮世絵師に描かせてて、それが特に面白い。
浮世絵はそのまんま漫画だなと本当に思うし、世間的にも異論はないでしょう。


今回の国芳展では、「相馬の古内裏」「宮本武蔵と巨鯨」や猫と言ったおなじみの作品を始め、武者絵・美人絵・役者絵・子供絵・遊び絵・・・とジャンルに分かれて展示され、私が一番見たかった遊び絵や戯画が少々少なかった気がします。
国芳出世の発端となった武者絵はどれもこれも奇抜な発想や大胆な構図が面白く、美人絵は素朴な美人が多く、どれも良いのですが、もっと遊び絵が見たかった!
浮世絵が日本では芸術にまで至らなかったのは、浮世絵が版画で、大量生産によってあまりに身近にありすぎたせいもあり(摺物と言って、個人に注文されて作った絵はまた別)、でもそれが浮世絵の良さだと思うんですよ。
だから、私が一番好きなのは挿絵や戯画やだまし絵みたいな、庶民に馴染み深い、遊び心満載の浮世絵で、それが特に多く面白いのが国芳なんですよね。
国芳は無類の猫好きで猫の作品が多く、実際猫をたくさん飼ってたらしいのですが、私は猫より金魚の絵のが好きで、金魚絵が少なかったのが惜しかったな。
でも、全体的に、見た事のない作品が多くて十分に堪能できました。

見た事の無い絵が多かった反面、私が収集したコレクション(つっても、実物じゃなくて資料集とかデータね)の絵や過去展覧会に展示されてた絵(前に神戸で小さい国芳展があった。その時に展示されてた大きな絵のほとんど)があまり展示されていなかったから、国芳の作品って総数でどれぐらいあるんだろう・・・と思いました。
そりゃ生涯現役だった絵気違いの北斎に比べれば少ないかもしれないけど、彼もかなりの作品数だろうなぁ。

珍しかったのは、広重との合作。前面に出てる人物は国芳で、背景が広重。こんなんあったんですねぇ。
広重も好きだから嬉しい☆


今回の展覧会は大阪から出発して、静岡・東京でもやるそうです。
大阪が先ってのが珍しい気がします。
けっこうな人数がいたので、いくなら早い時間がオススメ。
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