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見た映画と本の感想を、悪文かまわず吐き出しております。やや毒舌が多いのでご注意を。
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昨年は色々あって映画から遠のいていました。

観たのは僅か3本で、DC映画のアクアマンとシャザム!とジョーカーだけ。

年々観なくなってきているとは言え、3本しか観ないなんて

何十年と映画ファンやってきてて一回も無かったのに。

 

もう映画ファンは無理なのかなと思ってたけど、何のしがらみも無く観られるホラー映画から久々に観始めて、やっぱり映画は良いなと再確認している所です。

 

アマプラに入ったので、単体で借りてまで観る気はしないけど気になってたとか、なんとなく観る機会が無かった映画をパラパラ観始めています。

 

 

 

 

最近観た映画

 

DVD


「リベンジ」

 おすすめ度:★★

 リベンジ好きの方向け度:★★★

 

<あらすじ>

不倫相手の別荘行って腰振ってたらレイプされて殺されかけたので、イーグルを腹に焼いてスナイパーばりにリベンジ!

 

<全体の感想 ややネタバレ>

 前半のレイプシーンはこういう映画ではソフトな方で、 主人公にも隙があるし不倫お遊びなのでやや呆れるものの、不倫相手の仕打ちに蘇生&覚醒したリベンジっぷりがかっこよかった。

 特にブッ飛ぶ薬の使い方が正しくて笑うw

 最後の全裸血みどろファイトはギャグなんかなと思えてしまう。

 

 


「人魚姫」

 おすすめ度:★★★

 チャウ・シンチー度:★★

 

 ベッタベタの人魚ラブストーリー

 とはいえ、チャウ・シンチーの映画のノリやキャスト(笑)が少しだけちりばめられ、吞気に観られる映画でした。
 DVD視聴だとCGレベルがやや落ちるが、そういうのを観る映画じゃないので気にせず気にせず。

 やっぱ香港映画のノリ良いな~

 

 

アマプラ


「デッド オア リベンジ」

おすすめ度:★
胸糞度:★★★★
苛々度:★★★★★
虚無度:★★★★

 

<あらすじ>

カップル+間男1人とジョージアの山奥へキャンプしにいったら、実はカップルの女と間男が浮気した事があり、それを彼氏が知っていて、二人に仕返しする為に間男を地雷場所へ誘導し、間男は地雷を踏んだまま、女を置いて男は一人で帰ってしまう。

女と間男がわたわたしてるとヘンタイ親父が登場し、女を凌辱。

間男は復讐を決意する…

 

 

<感想 モロネタバレ>

 彼氏の仕返し展開で幕開けて、途中の屈辱変態虐待満載の展開と、復讐が始まったと思ったら最後に一気に落ちる展開に振り回される、なんとも言えない映画です。

 よくあるレイプ展開→復讐!と思ってたので肩透かしもありましたが、それ以上になんか…言葉に出来ないモヤモヤ感。

 

 ホラー好きの間でも最後の終わり方は捉え方が様々で、好き嫌い別れるようです。

私は割と好きです。

予想している展開を裏切る・従来とは違ったケースのラストと言うのは良い。ぶつ切り映画も嫌いじゃありません。(悪魔のいけにえとか)

 

得々と語っていますが、実はアマプラ無料なのを良い事に、変態親父がパンツを放り投げ始めた頃に苛々が募って飛ばし見して、彼女が凌辱されるシーンは丸々すっ飛ばして観たんですが(それ意味ないやろと言われそうですが、ただのレイプじゃなくてホントこの変態親父が生理的に無理過ぎて、観るのはキツかった)、てっきり彼女がリベンジするのかと思いきや死んでしまい、間男が復讐しにやってきた所からとっても楽しく観ました。

 

置いていった彼氏よりもこの変態親父の方が嫌悪感が強かったので、この変態親父に同じ苦しみを味わわせてほしいと残忍にも考えていました。

母親や子供が酷い目に合う映画やそういう動画は基本的に観れないんですが…、こういう時に出てくる母子とは変態親父のガジェット的な扱いで観れます。(鬼畜?)

登場シーンも少ない為、感情移入もあんまり無いですし。

 

とにかく前半にとんでもなく酷い展開を観せられているので、どうにかあのクソジジイを苦しめてほしいと、自分も間男に憑依して怒りボルテージが上がっているのもあるのでしょう。

で、間男が母子と和気あいあいと過ごしている場に戻ってきた変態親父の動揺っぷりとか、もっと甚振って己のしでかした事を後悔させてほしいと思って、ハラハラドキドキして観ておりました。

復讐と言う免罪符は人を無敵モードにさせる…

 

とは言え、母子が酷い目に合うより先に、おめーらの親父はこんな糞な事をして一人の女性を死に至らしめたんだと母子に教えて、親父の信頼を地の底に沈めてからにしてくれないかと告白タイムを待っていたのですが、その間もなく、ロシアンルーレット一発目大当たりの大凶を娘が引いてあっと言う間にバキューン!

そしてビックリする間男。( ゜Д゜)

…え?あれ?

てっきりこれも間男の計算の内ィ!かと思っていたら、どうやらそうではなく、間男は殺すつもりはなかったっぽい。まさかまさかの大当たりで、間男もショックが強く、あわわわわわ…と呆けた顔でしゃがみ込む。唖然とした男の顔をアップに映したまま、娘を失った夫婦の大絶叫がやかましい中、そっと幕閉じ。

…もう終わり!?

 

ぽかんとしました。

 

こういうリベンジものは、とりあえず復讐しまくってスッキリさせてくれるのですが、(それを楽しみにしてるんですが)、実際は同じ事をやり返した場合…特に罪の無い幼い子を巻き込んでしまった場合…普通の人間だったらショック&後悔するんだろうなぁと思わせるラストでした。

リベンジシーンが少ないのが不満なだけで、オチとしてはスッキリエンドでなかったものの、そもそもの被害女性が死んでる時点でもうスッキリも出来ませんし(被害女性が自分でリベンジする方がいい)、事の発端は間男にもあるわけなので罪を背負ってしまうのもむべなるかな。

変態親父が必死に間男に「許してくれ」「家族の事は放っておいてくれ」と訴えていましたが、ンな虫の良い話はぬわいのです。おめーが屈辱レイプをしなければ間男にブチギレられる事も無かったんでしょうが。間男の愛するビッチも死んでしまってんだから、同じ目に合わされてもしょーがない。同情の余地なし。

母子だけは本当に可哀想。

 

 

映画感想まわっていると、「復讐する相手が違うのでは?」と言った意見がちらほらありますが、彼氏よりも変態親父への恨みの方が大きいだろ!と、思ってしまいます。もしかしたら待ってたら次の日に助けを呼んでくれてたかもしれんしね。(あの彼氏じゃなくて友達の方が)

 

観終わると色々と語りたくなる映画です。

でも誰かにお勧めはあんまり出来ないです。

胸糞映画「アレックス」「マーターズ」「ホステル」みたいな分かりやすい暴力・虐待よりも、変態親父の屈辱行為+レイプの方が私はキツかった…

 

 

 

 

「フルリベンジ」

 

おすすめ度:★
レイプ遭遇率:★★
スッキリ度:微妙

 

<あらすじ>

幼い頃から父親に虐待・性暴力を受けて育った美少女二人がリベンジ…?

 

 

<ざっくり感想>

そんな面白くはないです。

色気シーンは多少あるものの、割とどのシーンも淡々とした描写が多く、緊張感や悲壮感が少ないです。レイプシーンだけ何故か唐突に始まる事が3回ぐらいあって、唐突過ぎて男側の気持ちもよく分からんし(分かりたくないが)、速攻始まったと思ったら不発で終わるので、レイパーへの怒りも中途半端に…

女2人と坊や1人の逃走劇からやっと話が広がっていくかなと、お姉ちゃんの頑張りは良かったんですけど、もたもたしている間に余計なトラブル巻き込んだりして、段々こっちにも苛々。

 

糞親父はマフィアのヤクの管理人の情けない下っ端かと思ったら、警官殺してからスイッチオンして、急襲得意の殺し屋にクラスチェンジ!

警官殺すわ、海兵殺すわ、殺し屋返り討ちにするわ、やりたい放題です。なんでこいつがマフィアの下っ端だったのか分からんぐらい、倫理観ゼロの癖に生存&殺傷スキルがやたら高い。

脱獄親父と逃亡娘と追いかけるマフィアと言う三つ巴で、娘と親父以外にこのマフィア内のやり取りに時間がとられてて、話がとっちらかってます。

最後に娘がリベンジを果たしたとかそんな雰囲気もなく、グダグダのまま終了。

糞野郎達は全員死んだのでハッピーエンドっちゃーハッピーエンドですが、色んな面で中途半端でした。

 

親父からの歪んだ愛情&虐待VS2人の娘のリベンジに的を絞っていたら、もう少し色々面白い映画になれたんじゃないかと思います…

リベンジ劇をやりたいのか、マフィアVS親父をやりたいのか、どっちつかずはよろしくない。

糞親父もホント糞でムカつくんですが、「デッドオアリベンジ」の変態親父みたいな『人を苛立たせる煽り行為』が無いだけ、まだこの糞親父の方がマシです。

でも、特に面白くもなく見せ場も無いので、これ観るより「デッドオアリベンジ」観た方が良いと思います。(最高に胸糞だけど)

 

 

「デッドオアリベンジ」にしろ「フルリベンジ」にしろ、本人がリベンジしてないから、つまんないです。「リベンジ」の主人公のスナイパーぶりを見習ってほしいです。

 

どうにも消化不良なんで、アマプラで「アイスピットオンユアグレイヴ」のリベンジシーンから見直してみました。やっぱ主人公のブチギレ具合が半端なかったです。どうやって男達を引きずってその仕掛けにハメたのか、そういう細かな点はどうでもよく、じわじわ犯人たちを追い詰める主人公の狂気を楽しむ映画です。

こういうリベンジ映画の先駆け「鮮血の美学」と「発情アニマル」も観たいけど、アマプラのデータ配信が無いのが残念…(宅配DVDするほど観たいわけでもない)
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「ゲットアウト」
 
 
おすすめ度:私が薦めなくても世間が薦めてる話題作なので観ておくのも吉
 
人種差別度:★★★★★
なるほど納得度:★★★★
催眠術レベル:高
 
 
 
<ネタバレ有り感想>
 
 
2017年、アメリカで話題となったホラー映画!
話題となったホラー映画と言えば「イットフェローズ」と「ドントブリーズ」も同じく。
この2つに比べるとホラー要素は薄く、どちらかと言うとサスペンス度の方が高いとは思うのですが、、、実はあまりぴんと来なかった。
前評判が良すぎた所為かな?
心理的恐怖だと言うのは分かっていますけれど、なんと言うか…『納得』出来てしまう所が自分的には面白味に欠ける要素であり、それがこの映画の一番の肝となっているから、私とあまり相性が良くなかったのかも。
勿論、「この場所に居る黒人達の様子がおかしいのは何故?」の理由が分かるくだりとか、あの盲人の人のビデオメッセージとかその辺りは少しは盛り上がったんですけども…あくまで全体の流れで「少しは」程度なんですよね。
 
最初の道路で襲われるシーンが一番怖かったくらい。
 
私は割りと理不尽ホラー(サスペンス)が好きな方なので、全ての謎が明るみになって納得の出来る理由があるのは(被害者にとっては到底納得出来ないだろうけど)、ちょっとお綺麗にまとまりすぎてて微妙かなぁ。自分が黒人/白人だったらまた捉え方が違ったのかもしれません。
 
あと、主人公のキャストを既に好きだったので(fromブラックパンサー)、贔屓目で見ていたのもホラー映画の世界に入っていけなかった理由の一つかなぁ。
やっぱり主人公も殺されてもおかしくない誰一人キャスト知らない方が誰がどうなるか分からなくて自分も誰にも肩入れ出来なくてワクワク度が違うのかもしれません。
 
自分的に盛り上がらなかった理由は他にもあって、
・ママンの催眠術
これ↑が自分的にはかかりすぎてて面白くないw
自分が催眠術を殆ど信じてないからなのと、催眠術×医術なら、医術だけの方が良かったかなー
催眠術って…フフッとちょっと笑ってまう
最初冗談と思ってたらガチマジで催眠術が敵の戦略の一つだったから、そこで一気に肩の力が抜けちゃった感じかなー
催眠術さえなければもう少し楽しめたかも=3
 
 
・終始あやしい弟
↑狂気度が足りないかなー。弱そうだもん
 
黒人フェチのローズがサイコで一番かっこよかった事はかっこよかったんですけども、それでもやっぱりサイコ度が足りないかなぁ
だって獲物を捕まえるまでは演技しててちゃんと状況を分かっていたわけじゃあないですか
 
 
おそらく何の予備知識も無く「おすすめだから観てみなはれ」と渡されてブラブラ観てたら、「おぉ!」ってなったかもしれないんですけど、「超オススメ!全米が戦慄した!」とか言われて観てしまったものだから、とにかくハードルが高すぎたのが敗因。
いや、敗因ってほどのハズレ映画でもなく、間違いなく良作なんですけども…自分にはそんなにハマらなかったと言うだけの話です。
 
自分の脳を取り替えて(?)、永世に長らえる案と言うのは狂信的で面白いんですけども、実を言うとそれは失敗していた方が面白かったかなーって思っちゃいました。
あんな大★成★功!で、おばーちゃんも超★元気!だと、ちょっともったいなかったかなw
 
でも謎が分かった時にタイトルの意味が分かってそれは面白かったw
あと、あの黒人が夜中に走っていた理由も分かって面白かった。
爺さん、根に持ってたのねw
 
 
 
先に「意外な結末」とか「意外な秘密」って言われる映画は期待値あげないで観た方がいいなと思いましたです。
こういう形で観て一番面白くなかったのは「ブレアウィッチプロジェクト」
おかげでこの手の手法のホラー映画増えまくってるけど、手ブレ映画はあんまり好きじゃないので観ていない。
 
 
話題作のホラー映画を殆ど観てしまったので、さてこれからどんなホラー映画を観ようかなー
 





「ドントブリーズ」


あらすじ
若い強盗3人組が大金目当てに盗みに入った家で、盲目老人に反撃を食らう



評価
見つかるかもしれない恐怖度★★★★
サイレン&メタルギアソリッ度★★
キョンシー要素★★



感想(ネタバレあり)

お勧めしてもらった昨年の話題作。
将来の展望も暗い若者3人が軽い強盗を繰り返し、いよいよ将来に絶望していたところへ、盲目老人が大金の示談金をもらって周囲に人気の無い家でひっそりと暮らしていると言う情報をゲット!
番犬を眠らせて、こっそりと家に侵入。金庫は何処だと探していたら、ふと顔を上げるとそこにはムキムキの盲目老人が銃を持って立っている!
…って言う演出はなかなか他のホラーでは見られず、ゾッとしました。
目の前にいるのに相手には気付かれていない(盲目だからね)
でも音を立てたらバレちゃうってんで、息を殺して佇む。どっくんどっくんどっくんと心臓の音が聞こえるほどの恐怖。
このこわ~い感じって、昔のキョンシー的恐怖だなと懐かしい怖さ。



この若者強盗3人組の構成は、無礼な嫌な男マネー、キツい女ロッキー、割と普通の男の子アレックス(ジョセフ・ゴードン・レヴィット似)で構成されており、アレックスはロッキーにホの字なんですがマネーに「俺の女に手を出すな」と釘を刺されております。

無礼な男なんでマネーはさっさと死ぬかなと思ったら、やっぱり最初の犠牲者はマネーでして、一瞬「助かった?」と思わせた後でドーンと一発撃たれた瞬間はどきどきしました。
マネーが銃で撃ち殺されても、声を上げられないもどかしさ!
声を上げたら=死ですからね。ハラハラします。
幸いマネーは他に二人いることを盲目老人に伝えてなかったので、盲目老人が部屋を出てから、ロッキーとアレックスはこそこそと帰ってれば犠牲はマネー1人で済んだのですが…
ロッキーが金のありかを見つけてしまって金を持って逃げるんだと、余計な事をした所為で盲目老人にバレちまって、家の中を追い掛け回される事に…。
ロッキーに嫌悪感

見えないながらも銃をぶっ放してくる盲目老人の様がホラーゲーム「サイレン」なみに突発的で容赦なく、場面場面の演出は凝っていて面白いのに何故か肉弾戦の時は地味だったりします。その辺の緩急具合がナイス。



実は盲目老人は地下室に女を監禁しており、その女ってのが自分の娘を事故死させた相手で、盲目老人はその女から示談金をもらっていた筈なんですけども…当然愛する我が子を殺した女を許せんようで、地下で飼っておりました。

ここで、これまで「強盗する若者が悪い。じーさんは悪くない。殺されろ!」と言う感情から、じーさんもヤバい奴と分かって若者側にも大儀が与えられてしまうんですが…
…正直、この辺の設定はいらなかったかなぁ…とは思う。
こんな強盗するような若者達に大儀与えてほしくなかったな。
ま、どっちにしろ「強盗する若者が悪い。だが、じーさんも悪い所はある。どっちも死ね!」

まぁ、じーさんの監禁の理由は後で書くとして、彼女を見つけたロッキーとアレックスは驚きつつも、早く逃げねば殺されるという状況。アレックスは「後で通報しよう!今は逃げるんだ!」と至極真っ当な事を言うのに対し、ロッキーは見捨てられずに彼女を助ける事に…。
ロッキーに嫌悪感×2。
お前独りだったら勝手にすればいいけどアレックスも一緒なのに…そもそもこの女が金を盗まなきゃあ、何事もなく逃げられたのに。

どうせ見つかって無駄死にするんではと思ったらやっぱり即効見つかって女も殺されてしまい、盲目老人も怒り心頭。
「ベイビー」と泣くセリフが後に繋がってきます。

逃げ惑う2人へ、じーさんが電気のスイッチオフ!
真っ暗闇の世界へ。

ここから視聴者に分かりやすいように暗視モードでお送りしてくれるんですけど…どこのメタルギアソリッドだよと言った感じになるので、どうせなら真っ暗で続けてほしかったです。




そんなこんなで
結局アレックスも殺されてしまって、ロッキーだけがじーさんに反撃を果たして金を奪ってトンズラ成功してしまうのですが…
そこに至る過程が二転三転でハラハラ出来て、さらにはロッキーに怒りや苛立ちが膨れ上がり、途中から盲目老人を応援してました。
ロッキーが掴まって宙吊りにされて監禁された時は、「よし!捕まえた!このままあの女の代わりに飼おう!」と素直に思えた程に。

じーさんがロッキーだけ生け捕りにしたのにはわけがあり、監禁されていた女はじーさんから精液を注入されて、妊娠中だったわけですね。
ここでさっきの「ベイビー」発言と繋がってくる。我が子を殺した女に我が子を産ませると言うアクロバットな発想でしたが、なかなか理に適っておりました。頭のネジを三本ぐらい抜いたら理解出来る心情です。

なので、ロッキーがその女を殺す要因を作ったんだから、今度はロッキーに産んでもらおう!と言うのも至極真っ当な理論ですね。じーさん理論で言わせると。
盲目老人はロッキーを孕ますつもりですが、レイプなんて無粋な真似はしません。冷凍保存していた精液をスポイトでとって、ぶっ刺すつもりでした。さすが行動に無駄がありません。

そんな変態紳士な盲目老人は、反撃食らった時に自分の精液を口に突っ込まれる事に…。すっごい嫌な場面でした。
その後、盲目老人を殴る蹴る刃物切り付けるやりたい放題のロッキー
ロッキーに嫌悪感×3。



結局ロッキーが生き残った上に大金ふんだくって逃げおおせちまったので、すっかり盲目老人側の味方についていた視聴者的には胸糞でして、反撃食らったじーさんが実は生きていたっつーホットなニュースをロッキーが見て映画が終わったので、少しは溜飲が下がったかな。

続編製作中とのことで、出来ればこういう映画はアイディア勝負なところもあるので2回見ても大して印象変わらない気がするので、続編はいらないとは思いますが…(ストーリーも特に無いしw)

ロッキーが返り討ちに合う場面は見たいです!

だって散々こんな事は止めようと説得していたアレックスが死んで、この女が大金ふんだくって生き延びたのが納得いかん。アレックスもマネーも強盗犯として不名誉な死に方になってしまったし。(強盗犯だけどさ)
せめて大金は置いていけ!














「ホステル2」



あらすじ
ローマからプラハ行きの列車に乗った美大生女子3人組。「スパにいかない?」とローマまで知り合ったレズっぽい美女に誘われて、スロバキアの例のホステルへ…。
拷問殺人クラブ会員様もスロバキアへご到着、初めての拷問殺人にウキウキワクワクドキドキ!


ちんこポロリ度★★
グロ度★
東欧ネガキャン度★★★



感想(ネタバレあり)
既にネタバレ見ていたので大体どんな内容か分かっていました。
前回、パクストンが這う這うの体でホステルから脱出してハメやがった連中を轢き殺したり友人の仇をとったり、折角助けた女が電車へ飛び込み自殺するシーンがあったりと大騒ぎで映画は終焉しました。
なかなかのしっとり具合と不気味っぷりと最後に一気に予定調和のリベンジで、緩急リズムが絶妙で楽しかった前作。

パクストンがどうなるのか気になったのでホステル2のネタバレを見て、「冒頭で首チョンパで死ぬ」と読んでウゲゲロと見るのを辞めようかと思ったんですが、最後までネタバレ読んでみると今回は美女3人組が餌食となってラストに楽しい反撃タイムがあるそうなので、「アイスピットオンユアグレイブ」(まぁまぁ面白い)「レイプ・ザ・ビースト」(これは糞)「キル・ビル」(マニア向けグロコメディ)のような女性反撃映画を好きで見ている身としては見るっきゃ騎士って事で、全部内容知ってる上で見ると言う…邪道中の邪道な感じで見ました。
(ラストがエグくてトラウマになるぐらいなら、先にエグいと知ってから見た方がハートの負担が低いので。全部、「セブン」の所為

さて今作注目すべきは餌食となる女子大生だけでなく、拷問殺人クラブの会員達。
オークションで餌食2人を見事競り落としたトッドとスチュアートと言う小金持ちの小奇麗なオッサン2人が接待を受けつつ、女子大生に迫ると言う、「殺す側」「殺される側」の人間を描いており、なかなか面白い試みだと思います。
「はじめてのごうもん」「はじめてのさつじん」に2人ともドキドキワクワク。

美女達が騙されてスロバキアのホステルに来て浮浪児に囲まれたりスパ行ったり男とイチャコラは前回と全く同じなので、そこは美女と東欧の画の美しさをボケッと眺めるだけの時間でして、その後やってきました拷問タイムは前回よりもややコミカル。

若い娘の生き血を浴びる婆とか適度なグロさで、グロが苦手な人でも血飛沫を楽しめます。昔の時代劇のぶっしゅーーぐらい。




親友ホイットニーを拉致られた主人公ベスは妖しい女アクセルの手引きによって自らも捕まって拷問ルームへ。

ホイットニーには、初殺人にハイテンションのトッドが担当。
ベスには、初殺人に弱腰のスチュワートが担当。

こっからが本当に面白い。ネタバレで読んでてもすごい楽しめる。

泣き叫ぶホイットニーを前にして、超ハイテンションで笑いながらチェーンソーを構えるトッド。コンセントの長さが足りなくてチェーンソーの電源が落ちたりと、ちょっとドジで御茶目。しかも余所見した間にホイットニーの首にチェーンソーが食い込んでホイットニーがびくびく死に掛けたのを見て一気にテンションが下がり、「もうやめだ!帰る!!」とキレて帰ろうとします。
実際殺人を犯してしまった壮絶な罪悪感と嫌悪感に苛まれて苛々している様子でした。まぁね…現実はそんなサスペンス映画みたいにサクサク殺せないよね…と妙にリアル(?)
んでも、拷問殺人クラブの掟として「殺すまではここから出られない」っつーのがあって、殺さず出て行こうとするトッドへお仕置きのワンコ攻撃!
エレベーターへ逃げ込むも、次にエレベーターが開いた時には頭や体が齧られて見るも無残な御姿に。
この辺からギャグ度高め。あんな一気に食い殺されらんやろ…とはツッコミを入れてはならない(笑)

ホイットニーがラストリミット20分くらいあるっちゅー事で急遽「残り20分の命だけど、もう1人殺しませんか?」と殺しを楽しんでいる他の会員に誘いをかけるシュールな展開に。
生きた男の足を切り落として食する男だとか、チラッと他の会員のお楽しみっぷりを映します(笑)ほんと悪趣味な映画(笑)




スチュワートはベスに説得されて一回やめかけるも、妻に冷たくあしらわれる日々を思い出し、「俺も男を上げてやる!」とはた迷惑な感じで己を鼓舞して再びベスを拘束。
そこへ、トッドの訃報が舞い込み、ホイットニーの所為でトッドが死んだと知り(いや、自業自得やろ!)、ホイットニーを始末する権利を買い取ってホイットニーをさくっと殺してきた後はふっきれたのか、殺す気まんまんのスチュワート。

一方でホイットニーが殺された事でベスもぶちキレており、スチュワートを誘惑して拘束から逃れた後、スチュワートを逆に拘束!
駆けつけた拷問殺人クラブのスタッフとオーナー(?)に、「この男を買う!」と高らかに宣言&オーナーと交渉。(そうそうベスって遺産が舞い込んで超金持ちって設定でした)
なんと!殺される側が殺す側へシフトチェンジ!会員になるベス!
ベスの手にはハサミ。ハサミでスチュワートのちんこ挟んだ状態で、男だったら超痛い画面がちらちら映ります。割とはっきりちんこが映ってて笑える。駆けつけた男スタッフも嫌そうな顔。笑
交渉成立した瞬間に、ちんこ切断!吹っ飛ぶちんこ!飛んできたちんこをパクッと食べる犬!
…真面目にホラー撮る気は監督にはもう無かったのでは…笑

最後に、浮浪児使ってアクセルを森に呼び出して鎌で首狩り、飛んできた首でサッカーする浮浪児達で映画は終了。


前回の小汚い映像といかにも金の無い若造男3人組とは違って華やかな美大生女子3人組なのもあってか、映像が全体的に綺麗で音楽もやたらお洒落でBGMで横で流していても良い良質のホラーリベンジ映画でした。
ホラー映画としての完成度や薄気味悪さ度でいえば絶対的に前作の方が怖いのですけども、眼福なのは2ですね。
前回は無駄に多い美女のおっぱいポロリ天国で男向け、こちらは美男とおっさんのちんこ丸出しで女向けなのかもしれません。別に観たくないけど(笑)


「1」の方が、えもいわれぬ恐ろしさを描けていたとは思います。
アメリカンホラーのようなギャー!って感じでもなく、恐怖を盛りたてるような演出は少なめで、淡々とした殺人描写と殺す側の間抜けぶりだとか、東欧の陰鬱とした村と貧乏バックパッカー男子と言うとても身近な存在とが相まって、自分も同じ境遇に立たされるかもしれない親近感と不気味さとギャグが絶妙に絡み合っててなかなか昨今では無い、「悪魔のいけにえ」的なホラーでした。

2はちょっと爽やか過ぎたのかな。まぁ、どっちも好き。それぞれ別の楽しみ方が出来ます。


あいかわらずのスロバキアへの超絶ネガキャン具合にスロバキア政府も御冠だったのか、3は監督も違ってしまって舞台がアメリカなので、見るかどうかはネタバレ次第(おい)



さて今作。
展開や殺しっぷりの楽しさもさる事ながら、キャストも知ってたので楽しめた。

最初の餌食になる、ウザさ満点のローナ。
なかなか特徴的なヤボったい顔の女優で、どっかで見たことがあるなと思ったら、「ディアボロス」で数学教師に悪戯された少女役の女優ヘザー・マタラッツォでした。あの数学教師裁判の序盤はほんと胸糞で、ブス顔晒してえぐえぐ泣く迫真の演技が今作でも冴えてました。「スクリーム3」にも出てたみたいだけど「スクリーム3」壮絶に酷い出来だったので全く記憶に無い。

ホイットニー役は、アン・ハサウェイがおっぱいポロリしている「裸の天使」と言う映画で3Pレイプされる役をやっていたビジュー・フィリップス。出自は割りと良さげなのに、なんでそんな役柄ばっかりしてるんだ…?色っぽくて可愛い女優さんなので恋愛映画に出た方がいいのでは…笑

そして主役のベスは「悪魔のいけにえ」リメイクの「テキサスチェーンソー」に出てきた目力のある女優ローレン・ジャーマン。どっかで見たことがあるぞと思っていたら、海外ドラマ「HAWAII five-o」シーズン2にだけ出てたロリでした。全然覚えてなかった…テキサスチェーンソーの方がまだ記憶にあった…

ちなみに「テキサスチェーンソー」はホラー映画としては良作ですけども、オリジナルの「悪魔のいけにえ」には当然遠く及びません。
あの狂気っぷりに肉薄出来るホラー映画なんてもう無いだろうと思っていたけれど、案外「ホステル」は「悪魔のいけにえ」に雰囲気似ている気がします。だから好きなのかも知れません。
「悪魔のいけにえ」も「ホステル1」も、ホラー映画の演出が少なめで唐突・理不尽・わけわかめ・いきなりおっ死ぬと言うのが独特のテンポでして、全体的にきったねーじめじめ感が出てて、昨今の綺麗な映像でのホラーとは違う、鬱屈とした世界観を楽しめます。
別にお勧めしませんが。


私は法廷映画が特に好きで、映画館で観るならアメコミ・アクション映画なんですけど、家でまったり観るのは恋愛映画かホラー映画なんですね。まだまだ観たいな、ホラー映画。
ホステル好きの人が見ている、他のリベンジホラー映画を探して見ませう。

候補として、同監督作の「グリーンインフェルノ」
拷問系(?)だと、未だ観てない「ファニーゲーム」「ハードキャンディ」「オーディション」(邦)
「es」とか「マウスオブマッドネス」もまだ観れてないんですよね~。
「隣の家の少女」はもういいかな…。実話ベースの「アメリカンクライム」同様、実際の事件の内容の方が酷いので、わざわざ映画で見直さなくてもいい…
ゾンビはしばらくいいや。それよりリベンジものが観たいね!













あらすじ
アメリカ人の若いバックパッカー達が美女とエッチ出来るホステルに行って
お楽しみの後に拷問タイム


おっぱい度★★★
グロ度★★
東欧ネガキャン度★★★



感想
拷問シーンは「SAW」ほど長くなく描写も若干控えめの為、
「痛い描写」が嫌いな人でもまぁ見られるかなぁなレベルだったので、
ちょっと警戒しつつ鑑賞出来ました。


この手の映画は最後が胸糞悪いエンドの可能性が高いので、
前半のおっぱいポロリ天国とか安っぽいポルノ映画見てる気分でして、
後半の拷問タイムがこの後ずっと続くと思っていただけに、
主人公(つーかジョッシュが主人公だと思ってたよ。
パクストン、お前だったんかい!特徴無いわ)が
餌食になった後の反撃タイムは楽しかった!!!

ご都合主義全開で自分をハメた男や女が一堂に会している所を
ボーリングのピンみたいに車でドンとはねちゃうテンポの良さは
「チーム・アメリカ」のノリで笑った笑った。
ちゃんとトドメさすところがまたいいね!
薄気味悪い子供達との心温まる触れ合い(笑)も良かった。
ガキに嬲り殺されるってなかなか恐怖。

反撃タイムの時は割とチートっぽかったり、
ラッキーボーナス的な感じで危機を回避したりしていくのですが、
そのハラハラ感と容赦ない反撃具合が拷問タイムを見させられた側としては
「どんどん殺れ~~」って感じで、主人公も見てる側も箍が外れておりました笑
謎の日本人女性のカタコトっぷりやら目玉飛び出ててちょんぎるシーンとか、
絶妙なギャグとホラーのバランス具合(ややギャグ寄り?)


反撃タイムがあるホラーってけっこう好きだなってこの映画で気付きました。
「ホステル2」は既にネタバレ読んで大筋知ってるんですが(ダメじゃん)、
そっちも楽しい反撃タイムがありそうなので観てみようかな。


それにしてもこの映画…おもいっきりスロバキアのネガキャンな気がしますが、
東欧の人達はどういう気持ちでこれを見たのやら。やら。


おまけキャスト)
ドラマ「スーツ」のマスコット・ルイスことリック・ホフマンが出てて吃驚した!
「スーツ」と似たようなダメキャラで笑ったw


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